ウィークエンド537 | 瀬比亜零

瀬比亜零

小説を読むのもよし、書くのもよし、両方できればさらによし。
週末&サラリーマン作家の気楽なブログです。

皆さん、いかがお過ごしですか。いつも、私のブログに寄って頂き、有り難うございます!

 

今年は、かなり遅れての梅雨入りですが、沖縄はそろそろ梅雨も明けるとか。小さな島国・日本でそんな差があることが不思議ですが、どうあれ梅雨を乗り切りましょう!

 

さて今月は、私個人の小説をご紹介させて頂いております。本日は、「フォーク喫茶の夜は更けて」です。この話は、私自身の過去の出来事を書いたものです。もう10年以上も昔のことですが、あんなに楽しくて素晴らしい夜を、何か記録に留めておきたいと思い書いてみたのです。昨年の7月は、一部のメンバーだけでしたが、このフォーク喫茶で、同じ時間を過ごしていた連中との同窓会も実現しました。その後、新たな音楽活動を始めたわけではないのですが、当時のメンバーが元気にしていることだけでも、心の励みになりました。

 

このフォーク喫茶に通った3年は、私の人生で特に印象に残る出来事が多く、今、思い出すだけでも、ワクワクするような気持ちにさせてくれます。社会人になり、どうしてもありふれてしまう毎日に、このフォーク喫茶GAROは、大人の青春というに相応しい場所でした。当時の大人の青春と、学生時代の青春とが、オーバーラップするようなことも多いにあり、クラスメイトと時間を過ごしているような気分なったものです。何故か、そのような雰囲気は、みんなにもあったのでしょう。ライブあとのフリータイムは、誰が名付けたのか分かりませんが「放課後タイム」と言われ、その時間も店が閉まるまでの間、若手のミュージシャンが、新曲の披露をするなど、賑やかに盛り上がっていました。

 

私が、担当した第3土曜は、オリジナルライブで、それぞれがオリジナル曲を中心に歌っていました。月一回の顔なじみのメンバーが集まり、閉店ぎりぎりまで店に居続けていたものですから、終電まで数本しかなく、自宅に戻った時はいつも深夜でした。しかし、充実した楽しい時間は、体の疲れを吹き飛ばしてくれていました。

 

フォーク喫茶の夜は更けて

フォーク喫茶GAROで起こった心温まる出来事と、GAROに集うさまざまなミュージシャン達との交流を3年にわたり書き記したもの。


アマチュアミュージシャンのオリジナル楽曲を盛り上げるため、著者も作詞というかたちで彼らをバックアップした。GAROでの出来事は、単なるライブハウスのイベントというものではなく、ここに集うミュージシャンの憩いの場所であり、青春を取り戻せる場所でもあった。ライブハウスのイメージを大きく変えたGARO。そこで楽しく時間を過ごした大人の青春物語である。

 

Amazon.co.jp: 瀬比亜零: Kindleストア

 

どうぞ、よろしくお願い致します。