2011年3月11日。
私ははちゅのみんなで
平間家でたこ焼きパーティーをしていました。
忘れもしません。
青い食紅を入れて
「なんだこのたこ焼きの色～！！わはははは！」
とふざけていたところ、
今まで味わったことのない揺れに襲われました。
揺れが収まってからテレビをつけると案の定地震のニュース。
そしてしばらくして大規模な津波の映像や、
東日本で大規模な地震があり、
都心でも交通機関がパニックを起こしている映像を
ニュースを通じて見ていました。
結局その日はみんなで平間家に泊まらせてもらうことに。
下手に外に出てしまっても、
再度地震が発生し建物の崩落などの
事故に襲われかねないので
安全を確保を兼ねてお世話になりました。
翌日もニュースは地震のことばかり。
増えていく犠牲者の方の数。
何百人、何千人。
今まで災害の犠牲者としては見たことのない数字に
正直全く実感がわきませんでした。
阪神淡路大震災が起こった時は3歳でした。
なんとなくニュースが流れていた感じ‥
ぐらいの記憶しかないんですよね。
地震による犠牲者の人たちの人数の増加具合もそうなんですが、
驚いたのが都心におけるライフラインの確保の問題。
水は節水、
電気は節電、
スーパーに行っても乾電池やトイレットペーパーが無い。
ガソリンもガソリンスタンドに無い。
普段あれだけ使っているものが
無くなってしまうくらい、
被災地の当事者の方で無くても
人間はこんなに冷静な判断を欠いてしまうのだと
実感しました。
今回は地震と自然災害に加え、
原発事故という人為的な災害も発生しました。
TOKIOのメンバーやスタッフも
原発からさほど遠くないDASH村に
まともに入れなくなり、
震災の影響を受けています。
その土地の人の立場にならないと正直、
故郷に戻れなくなる辛さとか
家族や家、思い出を失ってしまった辛さは
分からないですよね。
この辛さを乗り越えるには
何年もの期間がかかると思います。
下手したら乗り越えることができないくらい
辛い人もいるかもしれません。
ただ、何でもいいので、
その人にとって明るくなれる出来事が１つでも多く
起きたらいいなと思います。
家族が‥
友達が‥
ペットが‥
好きな芸能人が‥
何でもいいんです。
そういう風に少しでも
その人たちの気持ちに光が灯れば
心も体もあったかくなるんじゃないかと思います。
ほんの少しばかりでしか無いですけど、
募金させていただきました。
風化させないようにしよう、
とニュースや世間は言いますが、
このような大規模な災害。
風化するはずありませんよ。
それだけ多くの人に多大な影響をもたらしたものなんですよ。
東北3県の被災者の方々は勿論のこと、
茨城、長野、新潟など‥といった
東北3県以外の地震の被災者の方々に
少しでも多くの光が灯りますように。