朝の公園。

5時でももう明るいし散歩の方もちらほらと。


外のほうが涼しい。

昼からは四万六千日観音様功徳日。
今日で三日目。

堂内はぎゅうぎゅう凄い人口密度。
エアコンはなし。

隣も前も体を小さく折りたたみながら読経。

暑さも半端ない。

がお経が始まれば目の前には経本があるだけ。

心を集中した。

経が始まりふと隣の方の仕草が気になった。
肌が触れる距離なのでその気持ちが伝わってきた。
誰かのために必死に祈っておられた。
目頭をタオルで拭いながら。
声を震わせながら。
汗ではないもうひとつの、。
私まで胸が熱くなってしまい、どうかこの方の願いが観音様に届きますようにと、。
私も自分に集中しなければならないのだが、それでもその必死の祈りに胸を打たれ、観音様に自分も真剣に向き合った。

みなそれぞれに様々な事情を抱えて生きている。

1時間半を終えて外に出ると人口密度から解放されてほっとした。

外でカバンの中を整理してると、近くに先ほどの方、思わず声をかけた。

お疲れさまでした。
ものすごい暑さでしたねと、。

ほんとに暑かったですね、
またいつか、。

ふしぎとその方と心が繋がっていた。

知らぬ人どうしでも心で繋がることがあるのだ。

今回の四万六千日は心に来た。

有難うございました🙏✨