静かであること。
追い越さぬこと。
このことがわかったならば
わがままな心のトゲは消えるでしょう。
静けさ
穏やかさを学ぶことはとても大切なことと思います。
それは頭で学ぶことではなく
感じ
己の慢心を鍛えていくという決意が必要です。
夜の行によく出掛けました。
夜八時頃に電車に乗り山に向かいます。
車内にはほとんど人はいません。
山に近づくとある駅から空気がさっと変わります。
私はいつもその空気のかわりかたを体感していました。
山につくと早速上るのですがもちろん暗い山道。
懐中電灯、またはろうそくを灯しながら登ったりもしました。
辺りは静けさで満ちていますが、自分の歩く土と足の接触の音。風に揺れる木々の音。
自分の息づかい。
時に猪🐗とであったり。
登るときは不動明王の真言を唱えています。
空を見れば月の明かり。
ふっと立ち止まり静かに身を暗闇に任せます。
すると暗闇の恐怖が襲います。
しばらくそれに委ねてみようと力を抜くと木々と同じような感覚に。
恐怖が静かに消えます。
追い越さない心がこれです。
しかししばらくするとまた分離して恐怖が襲ってくるのです。
この繰り返しをしていると自然とはどういうものかが少しわかってきます。
目的地の洞窟に入ります。
もちろん真っ暗ですからろうそくを灯しながら弁天様のところまで行きます。
そのときは弁天様の真言です。
自分のはく白い息と体の湯気でお風呂上がりのようです。
50メートルくらいろうそくを灯しながら進みようやくたどりつきます。
ろうそくと御線香をあげます。
荷物を下ろし膝まずいてお経をあげます。
洞窟の中だからお経も自分があげてるのに外から聞こえてきます。🙏
そして沈黙✨🙏
なんという無音✨静けさ✨🙏
この静けさが怖かった🙏
先程と同じようにこの静けさに溶け込み恐怖に身を委ねます!
目の前には弁天様がろうそくの灯りにゆらめいて微笑んでるように見えました。🙏
なぜか感情が沸き起こり胸が熱くなりました。
涙をこらえて目を閉じました。
穏やかさと静けさが仏様の心か、、、。
ふっとそんなときに思いました🙏
今日はなぜかこんな文章を書いてしまいました。
🙏🙏🙏
すべてに有り難うございます✨🙏
感謝致します✨🙏