こんまり®流片づけコンサルタント
塩見知子です。
素敵な暮らしをしたいけれど
一人では難しいと感じている女性に向けて
片付け・インテリアサポートをしています。
ミッドライフこそ執着を手放す時期
昨日のブログで
物への執着について書いたのですが、
手放した方がいいのは分かっているけど
それが難しい
というのが本音じゃないですか?
ミッドライフともなると
これまで生きてきた歴史と自負があります。
その中で手に入れてきたものは
大事なものであるはず。
なので、今回はその「物」に対する執着について
深掘りしたいと思います。
ミッドライフにとっての物とは
ミッドライフにとっての「物」という存在と
それにまつわる執着はこんな感じかなと思います。
①感情の安定剤
ミッドライフにはると
人生の不確実性や変化に対する不安が増えます。
物への執着心は
その不安を緩和するための感情の「安定剤」のようなものです。
②アイデンティティの一部
キャリア、家庭、そして社会的な役割。
これらを通じて形成された「自分」は、
多くの物や所有物と密接に関わっています。
手放すことができない理由の一つは、
それらが自分のアイデンティティの一部であると感じるからです。
③外部の評価への依存
特に女性は外部からどう見られるかに敏感です。
高級なバッグやブランド品は
他人からの評価を気にするあまり、
執着してしまうケースがあります。
④過去とのつながり
多くの物が「思い出」や「過去の自分」とリンクしています。
手放すことで、その瞬間や人とのつながりを
失うのではないかという恐れがあります。
このように考えると
物への執着は単なる「物欲」ではなく
それ以上の深い意味があることがわかりますね。
でもそれに気づくことで、
より効果的に手放す方法も見つかるはずです。
人生の過渡期は片付けのタイミング
ミッドライフは、人生の過渡期です。
仕事、家庭、そして自分自身について
考え直すタイミング。
この頃に物への執着が高まるのも自然な現象です。
それは安定や確かなものを求める心の反映だということを
まずは自分で認めましょう。
でもいろんな心のモヤモヤを手放したいと思ったら
物を手放す=心を軽くする
という効果があることも理解しておいてください。
物を手放すことで心も軽くなります。
不要なものを捨てる行為は
マインドフルネスにもつながります。
ちなみに進め方はこんな感じです。
①必要なものだけに囲まれることをイメージする
何が本当に必要か考え、その基準で物を手放していく。
②感謝の心で手放す
捨てるときはそのアイテムにありがとうと言ってみてください。
優しい気持ちになって、手放すハードルが下がると思います。
感謝の心は自己肯定感も高めます。
③ルーティン作り
毎日、少しずつ片づけをする時間を作る。
コツコツ進めている自分をホメホメしましょう。
片付け記録ノートを作るのもおすすめです。
人生の過渡期であるミッドライフで
物との付き合い方を見直してみるのも
心の整理に繋がると思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
塩見知子
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