明見(あすみ)には葛飾北斎が来ている。
晩年の90歳の時に「富士越龍図」を描いた。
【富士越龍図】 小布施 (財) 北斎館 蔵
ここから近い里山を一つ越えた場所が忍野村。
今から18年前、私は雲が舞い上がる写真を撮った。
当時は意識していなかったが、明見の事を知り
北斎を研究する内に似ているなと思った。
彼が描いた山はとても高いが。
ときめきの富士第3作 【天空に舞う】
サラリーマンに別れを告げ、写真家として独立する時に
夢を観た。白髭の老人が髭をなでながらニコニコ笑って
言った。
「おー、わしも見とらん景色をよう見とるなあ」
夢はそこで消えた。目が覚めた時「ときめき」という
言葉が浮かんだ。これだ! 探していた言葉は。
そして私は世界で唯独りの
「ときめきの富士の写真家」を宣言して独立した。
あれは北斎さんだったんだ。ありがとう 頑張ってるよ。
感謝無限大 ときめきの富士 Rocky田中
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