明日は、雛祭りですね。
今日は所用で、同じいなとり荘グループの本館、
いなとり荘へ行き、とてもかわいいので思わずパチリとしてきました。

雛壇


華やかですね。ロビーが春色でした。

雛壇の周りには稲取発祥の、手作り「つるし雛」が誇らしげに。


つるし雛



これは、地元の女性が布一枚からひとつひとつ針と糸で全て
膨大な時間をかけて手作りしています。
すごいですね。何でも短い時間で効率重視の物づくりが叫ばれている今、
とても心が落ち着くのは私だけでしょうか。


つるし雛は稲取に大昔から伝わる伝統のもので
女の子が無事元気に育つようにと、ひとつひとつ意味を込めて
作られてきたものなんです。
いくつかご紹介いたします。


草履



「草履」
はやく、丈夫に歩けるようにという願いが込められています。


うさぎ



「うさぎ」
目が赤い事から魔よけ効果があるということで
生まれてきた子から邪気を払えるように、との願いが。


俵ねずみ


「俵ねずみ」

いつまでも、食べるものに困らないようにと。
この飽食の現代とは違って昔はもっともっと食べ物が貴重だったのですね。
とても愛を感じます。

ざるぼぼ


ほかにもたくさんたくさん。みんなでこのように手をつないでいるものや、
うさぎの赤目と同じく、邪気を払えるようにと赤いとうがらしなんかも
あります。

干菓子



雛壇の脇には手作りの干菓子が。
ひとつずつ細やかな手作りでなんだか和むなぁ・・。


干菓子おたふく


「私達も写してちょうだいよ。」
ハイ、写します写します、おたふくさんと目があってしまいました。



桜が咲き、菜の花が咲き、小さくて愛情いっぱいのお雛様と釣るし雛。
春はいいですね。
季一遊にももちろん、お雛様とつるし雛がおります。
皆様、是非是非会いにいらしてください。




女の子?でよかった、
  予約係  山中 綾