賢いのか馬鹿なのか
しっかりしているのか抜けているのか
つかみどころがないというか
はかりしれないというか
私はなぜかそんな人に魅力を感じてしまいます
友人といるときはふざけていつも笑い声の中にいて
仕事で会議や討論や商談するときはものすごくシャープで
政治や思想や理想を議論するときは賢人としての一面も出てきて
子供や親や恋愛などの人間臭い話の時は暖かい助言ができて
ボーっとしているかと思えばニコニコしてる
愚か者のような恰好をしていても計り知れないほどの智慧の泉を持ち
怠惰の日々を送っているように見えても誰にもできないような事を着々と進めている
他人の評価やこの世の物質的な贅沢などはどこ吹く風で
ただ飄々と生きている
特定の目標やこだわりや執着はないようなので誰にも媚びないし心酔することもない
いろんな人の意見は聞くし教えも学ぶけど必要ないものを持ち続けることもない
一番大切なものは自分の内側の奥深くに輝いていて
その輝きの先には安息できる何かがある
その何かとつながって「いつも自分はそこに在る」
そういう人はそういうことになってるのかも知れませんね