お年玉っていつまであげられるんだろう。

 

そんなに長くはないですよね。

 

小さい子はお年玉をもらうとニカッとなりますよね。

それは素直な気持ちで、うれしさが素直にあふれ出た笑顔です。

そこで遠慮されてもこちらも困りますね。

 

究極のところ「お金のエネルギー」ってこういう時にはっきりと出ますね。

 

お金の最高の使い方、「喜びの伝播!」

 

もしかして、神様からの「お金」のプレゼントを受け取らないってこういうことかもしれませんね。

自分でブロックして、素直に受け取ってない。

 
もうこの子たちも大きくなって中学生ですが、最近はこんなに素直ではないですが照れ臭そうに喜んでいます。
でも、やっぱり嬉しいんですよ。
そして、あれ買おうかなっとか、どこに遊びにいこうかなっとか、もうニヤニヤして嬉しいことばかり考えて妄想し続けるわけです。
 
これはお年玉ってものがあってはじめてできてるのかもしれませんね。
子供たち、本当に嬉しそうにしますからね~。
 
普段のお小遣いではこうはいかないようですし、なかなか良いシステムかもしれません。
 
よくお金はエネルギーと言われますが、お年玉なんかはまさにそうかもしれませんね。
あげてうれしい、貰ってうれしい。
嬉し嬉しが循環してます。
 
ただ、エネルギーだとするとその使い方次第で、おかしなことにもなってるわけで、大人になると振り回されてしまうんでしょうね。
 
何に?そう本当はどうでもよいような一時期の欲望にです。
そして本来の大切なものを壊していってしまう。
 
お金以外の便利なシステムができるともっとスマートで混乱のない世界が展開するのかもしれませんけど、今はまだまだ時間がかかりそうですね。
 
媒介するシステムが変われば根本的な何かも変わるのかもしれませんが、結局は人間の根っこにある感情や欲望をコントロールできないと破綻するのかもしれません。
 
田舎の方では今でも普通に野菜や魚をお裾分けみたいにしてやり取りしていますが、これもずっともらいっぱなしというわけにはいかないんですね。
必ず何らかの形でギブアンドテイクが行われています。
 
野菜をもらったら、作ったお料理を持っていくとか、出かけたときのお土産を持っていくとか、手伝いなどの労働力でお返しするとか。
 
よく縄文時代みたいに物々交換で生きていけることが理想であるという人もいますが、やってみると実際は面倒くさいこともあると思います。
まず田舎の人間関係とか体験すると、そんなのが苦手な人もいますからね。
皆と喧嘩してばかりでは、物々交換も成り立ちませんから。
 
だからどんなに「お金」に代わるシステムが出来てこようとも、人間の内面が変化、進化してちゃんと相手のことを思ってGIVEができるようにならないと根本的な解決はないのかもしれません。
 
それは言い換えると「お金」=「愛、優しさ、思いやり」などの等式が成り立たないと意味がないのでしょうね。
そこに「お金」としての良き循環が生まれて、喜びを生んで、エネルギーとして還流するのでしょう。
 
まさに「お年玉」です。最強の愛のエネルギーですね。
 
昨年は一年間で140人くらいのライフプランを作成しました。
いわゆる家庭のお金の設計図ですね。
WEB面談なので北海道から沖縄まで全国津々浦々の方々です。
 
保険会社や不動産会社でやるものよりも一歩踏み込んだ、運用も見込んだファイナンシャルプランです。
これをたくさんやっていると見えてきますね~。
 
一目で判断すると、お金を持ってる人はなかなかわかりにくいんですよ。
持ってない人は一目見て、一言発してもらうとわかるんですよ。
不思議ですね~。
何でしょうか、エネルギーの枯渇でしょうか。
貧乏神が付いているというわけではないでしょうが、本当に違和感を感じてしまいます。
そういう相談をしてくる方はお金に関するエネルギーの枯渇かもしれません。
 
ただ、お金を望んでない方や聖者の方は、エネルギーも高かったりしますから、お金への興味が薄い人には当てはまりませんね。
貪欲な坊さんもたくさんいますが。
 
家計の内容を分析していって、まず感じるのが食費の多さ、車へのこだわり、使途不明金の多さ。
これが目立つ人はお金が味方してくれていません。
 
収入が低くてもしっかりとコントロールしていて質問に即答できる人は、お金が味方してるような感じです。
 
当たり前と言えば当たり前ですが、「欲望のコントロール」をしながら目的を持っている人は、お金が貯まっていますし、将来設計をしても大きく増えていきます。
 
でも、大切なのはそのあとの話で、それ、何に使いますか?ってことですね。
 
お金をたくさん貯めていても、使い切らずにたくさん残しても、相続でもめて子供たちが大喧嘩して最悪になったなんてことは山のようにあります。
大概は小金持ちのお家で勃発します。
それと相続人に欲深い人が一人でもいると大もめします。
 
そして、その欲深い人には原因があります。
だいたいは生活が苦しいか、醜い守銭奴となってしまっている場合です。
 
「お金はエネルギー」ですよね。
 
この様な相続などの時に、その人の内面のドロドロしたヘドロが醜くあふれ出てくるのです。
そんな様子をたくさん見てきました。
 
「金持ち喧嘩せず」
 
まさにその通りで、ある程度の豊かさをキープできている方々は、欲望や感情もコントロールしてて、大喧嘩してまで一円でも多くお金を欲しがることはしないのですね。
極端な話、相続を放棄してもそれ以上のお金は集まってくるだけのポテンシャルがあるという事でしょうか。
 
「お金の豊かさ」=「心の豊かさ」
 
これが出来ている人が理想であり、お金というシステムをまだ使う以上は、これを忘れるとうまくいかないのかもしれませんね。
 
 
                              了