自分の気持ちを丸呑みして頑張ってしまう夫に頑張らなくちゃいけない!受け入れなくちゃいけない!という正論から離れて自分の本当の気持ちと向き合ってもらいたい。
不安だったら逃げてもいいし、もう無理だとサジを投げてもいい。離婚を切り出す事で、夫が持ち合わせていない考えを選択肢として渡してあげたかったんです
私
「お父さんはうみちゃんの事どうしたい?」
夫
「どうしたいってどういうこと?」
私
「こんなの無理だーー!育てられない!!!って思ってるなら、手放す事もありだと思ってる。」
夫
「。。。そんなこと言っても。。。もう産まれてるし、言えないでしょ。。。
だってそれじゃぁ(うみちゃん)どうするの??」
私
「本当に無理だったら里子に出す事も出来るよ。選択肢としては持ってていい逃げ道だと思う。それに、私たちの状態によってはそっちの方がうみちゃんにとっても良いかもしれないし。」
夫
「里子か。。。。そっか。。。」
そんな方法もあったのか。。。と、ちょっとほっとした様子
私
「それともう一つ。離婚する事も選択肢に入れて欲しい。」
夫
「え?」
私
「流産から始まって、産まれてきたなつきは小さくて。また流産して。次に授かったうみちゃんはダウン症だった。私と一緒じゃなければ、こんな思いもしなかったかもしれないし今まで踏ん張ってやってきてくれてたと思うけど、もう無理だ!って逃げたって、サジを投げたっていいと思う。」
夫
「何言ってるの?うみちゃんはどうするの?」
私
「離婚するなら、うみちゃんは私が育てるよ!
あのね。。。今まで家族の気持ちを1番に考えてくれてたからこそ今回は誰かのためとか、世間体とかそんなの一切関係なくお父さんの気持ちを優先に考え欲しい。その結果がなんであれ、私はそれを受け入れたいと思ってる。」
夫
「。。。。。」
しばらく沈黙が続いた後でぽつり、ぽつりと話し始めた。
夫
「。。。正直、どうしていいか分からない。
妊婦中、お母さん(私)が羊水検査する?って聞いてきた時、俺がしなくていいって言っちゃったから。。。大丈夫だろうって。
でも、もししてたら違う結果になってたのかな。って
。。。。、
うみちゃんは俺たちの子だし、もう産まれてるし。。。それを育てられないからって手放す事はできない。。よな(少し迷い気味)。2人で育てたい。」
私
「・・・・・・。。。」
「うん。分かった。」
お父さんもお母さんも、分かってるようでわかってない。受け止めてるようで受け止めてない。
まだまだゆらゆら揺れながらだったけど
この日、本当の意味で4人家族になった気がしました。
後日届いた結果は。。。
まぁ、見事にダウン症でしたよ!
うみちゃんにメロメロになってしまった今となってはただの紙切れですけどね!
さて!後日、夫から聞いた話ですが
私がうみちゃんの顔を見て一瞬でダウン症だと思った特徴的なつり目。
あーーーーーーーー!!
お母さんに似ちゃったかーーー
と。思ったらしい。
。。。
ぅおいっ!!
当事者になって初めて分かった気持ち。
障害がある赤ちゃんは産むべき??育てるべき???
つづきは『障害がある子を産む?産まない?』で!
https://ameblo.jp/tokigawa-coffee/entry-12583361137.html