毎週火曜の午前、私のお仕事は65歳以上の貯筋教室
自宅で血圧を測ってくる人、教室で血圧測定する人もいて
私に“今日の体調は・・・良い・悪い” “睡眠は・・・良い・悪い”
“血圧” を記載したものを見せてチェックしてから教室に参加できます!
今朝の参加者は
「先生、今日はいつもより血圧が高いです」
⇒ 約6名
「先生、朝からめまいがします」
⇒ 私は無理して来なくても・・・と内心おもいました。
「健康チェック表、持ってくるの忘れました」⇒2名
まぁ~いつもよりも身体の変化を感じている人が多いこと
不安に思う人が多い
今日はお一人おひとりに説明するよりも、皆さんに向けて話をした方がよいと判断!
貯筋教室は3部に分かれていて、1部はたった30分の教室
あっという間に終わってしまうので、なるべく分かりやすい言葉を選んで説明しました。
私たちの身体は外部の環境に関わらず、一定に保とうとする働きを持っているということ
(恒常性:ホメオスタシス)
でも、朝方は寒くて、昼間は暑いくらいになると身体はその変化に対応しようとするけれど
うまく調節できずに
血圧を上げたり、めまいを起こしたり、頭痛がしたりしてうまくコントロールできなくなります。
お医者さんに行くと異常な状態ではないと判断すると「自律神経失調症」
と言われて、薬が出ないとガッカリしてしまう方も多いのです
血圧も身体を動かせば高くなるし、脈拍も早くなります。
からだを動かすためには心臓からしっかりと血液を運んでもらわないといけないので、
血圧も上がり、脈拍も速くなってもらわないと困りますね!
なので、血圧の変動や身体の症状は、一定に保とうとする反応と思って上げてください
「今日は血圧が高いから、ゆっくり動くようにしよう!落ち着いたらまた(血圧を)測ってみよう」
こんな感じで身体と相談しながら動いていきましょう!
自律神経は呼吸でコントロール
身体を一定に保とうとする機能は、体温や血圧、体液など多くあり、自分の力ですぐにコントロールはできないですよね!
自律神経をコントロールするのに、自らの意思で行えることとして 呼吸 があります!
ご存じの方も多いと思いますが
リラックスしたい時は・・・ゆっくりと息を吐きますね
吸う息よりも細く長く吐くことによって、リラックスする神経が優位になります。
30分の教室の中で、
前半は手足、骨盤周りをほぐす運動
中盤は筋トレや足踏みなど運動で、少し運動強度を上げて 後半はストレッチと呼吸法
必ず最後は呼吸法を入れて、吐く息を長く吐いてもらうようにしています。
貯筋教室での呼吸法
呼吸法は簡単です!
① 背筋を伸ばして座ります
② 目を閉じるか、薄目で一点を見つめます
③ 軽く息を吐いてから
④ 4秒吸って、6秒かけて吐く
⇒これを6回繰り返します
4秒吸って、6秒吐くと、合わせて10秒
これを6回繰り返すと 1分間です。
教室後に血圧が高かった方に測定してもらうと
もちろん変わらない方もみえますが、血圧が下がっていることがよく起きます。
「なんでだろう」って不思議に思う方もみえます
最後に
65歳以上になると様々な不調が出やすくなって不安も大きくなります。
今回のことを説明しても、また来週には同じことを言われる方もみえます。
でも私の希望としては、ご自身のカラダの不調を他人(医師など)に全て任せないで、
どうすると体調が整うのかを感じてほしいと思うのです
長年の考え方や習慣はなかなか変えられませんが、
ご自身のために健やかに過ごせる術をもってほしいと願っています!
私がお伝えしていることがその一助となれば嬉しいです
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