読書録その105 黒川伊保子著『家族のトリセツ』 私の経験したお話です。 ある人が、「近くにカレー屋がオープンしたので食べにいってきた」と言うので、私が「ナンで食べたのですか?」と尋ねると、少し間があって、なぜそんな質問をするのだという表情で、「食べたいから食べに行ってきた」と答えたのでした。私は「ごはんとナンがあったと思うのですが、ナンのほうで食べたのですか?」と問い直すと、「ごはんとナンの両方で食べた」との回答をいただきました。 ということで、「何で?」と問われると、確かに脳は迎撃態勢をとってしまうようですね。