いよいよ、「お太鼓(一重)結び」のレッスンに入りました
覚えて頂く過程がたくさんあるので、前半・後半2回にわたって
レッスンすることもあるのですが、ひとまず最後まで進めてみました。
指導させてもらいながら、一緒に帯を結んでいきます。
指がきちんと動かれるのを見て、結んだ経験がおありなのかと思ったら、
まったくの初めてだとおっしゃります。
わたくしの場合など(着付けを習いに通っていた頃…)、
着付けの先生に「右手を」と言われて、左手を動かしてみたり、
なにしろお太鼓は体の後ろで結んでいくので、どうも勝手がいつもと違い、
思うように指が動いてくれなかったものなのです。
rikaさんの「わたしはアレですが、手を動かすことはあっても、
指を動かされることはあまりないのかもしれませんね。」の言葉に納得致しました。
rikaさんは ピアノの先生なのですさすがの指の動きですわ。
お太鼓をきれいに完成させる事は、遠い道のりのように思えるかも知れません。
ですが、手順とポイントさえ覚えてしまえば、こっちのものです。
必ず結べるようになりますので、がんばって参りましょう
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5月と言うと真っ先に浮かぶのが、菖蒲に杜若などの紫色のお花たち
その後に薔薇、6月には紫陽花。
梅雨の前の曇り空、そして梅雨の雨に似合うのは紫の花たちだと思うのです。
そんなことを思うのは、わたしだけでしょうか?
京紫のキモノに、帯周りも紫系の色で合わせます。
銀色の八掛(裾まわし)がチラリ
袷のキモノが着れるのは、5月いっぱいまで。つまり今日までなのです。
肌寒い秋がやって来るまで、暫しさいなら