曇ってはおりますが、雨は降らないようで一安心。きもので気張って参りましょう！
ふだんと違い、胸元には綿の補正。
丈は長めにとって縦長のシルエットを作っています。
伊達えりに、正面左側には扇子を差して…。
帯は「角出し」に結びました。
天王寺に出て、谷町線に乗り換えます。予定より早めに着いたので、一休み。
江戸時代の芝居小屋を彷彿とさせる特設劇場！！
期待でいっぱいです。
いざ！！
１０月大歌舞伎（昼の部）
演目 ： 熊谷陣屋
「わたくし、イヤホンガイドなんて必要ありませんの。」
これがいけませんでした。
話もろくに知らないくせに（いや全く）ついていけません。
解るのは「あなた弁慶さんだったんかいな。」ぐらい。
休憩に入るとすぐに借りに行きました。
紅葉狩 イヤホンガイドあるのとないのとじゃ、大違い。
その役柄に扮している役者さんの名前も教えてもらわないと
うっかりどなたかわからない場合もございます。
中村獅童さんであるとか…。
耳から入ってくる情報によって、登場人物の心情が深く響いてきます。
（最初から借りておけばよかった。とほほ。）
紅葉で彩られた舞台のうつくしいこと！！
男前に、華やかな女形に、プラス三枚目のおかしさ、派手な立ち回り…と見所満載の演目。
演奏も竹本、長唄、常磐津の掛け合い、それはそれは贅沢なのでございます。
ラスト、小屋（舞台）の後ろが開かれると天守閣が現れ、圧巻なり！！
封印切
待ってました！！中村屋！！
勘三郎の登場です。わたくしはこの方を観るために今日はやって来ましたの。
ご近所とは違い、電車に揺られての遠出で、
これほどの長時間のきもの体験ははじめて…と緊張されていたmieさん。
一日中ビューティフル
で御座いましたわ。これからは安心して、京都でもどちらでもお着物でおでかけ下さいませ。
