肌寒いような、暖かいような、そんな季節になると
プラスチックケースから取り出します、ウールの着物。
虫はウールを好むので、やわらかな絹とは別に保存します。

この着物は、「わたしにはもう派手になったから…」と
原田のおばあちゃまから頂いたものです。
色目がやさしくて、着易くて、と着物自体の味もありますが
譲ってくださったうれしさも加わって、わたしにとってとても大事なものです。

とは言うものの、、仕舞いこんでおくなどもったいないことはせずに
がんがん活躍してもらいます。
着物はきてあげるほどに、うつくしく、着心地の良いものになる優れもの。
大切にしまっておくだけでなく着てあげることが大事だと思っています。

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そう言えばこの着物、去年の『着物コーデ遊び』の日にもきておりました。
11月12日から始まる『第2回着物コーデ遊び』には、何をきて行こうかな。

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