資生堂さんのすごいところは、こうゆうところだ。





言うなれば、美に対しての姿勢、追求。

けして表面上の美だけをみていない、内面の美をも含んだ大きな美。



[刺青という美術ー幕末に花開いた究極の体芸術]

宮下規久朗




一時、タトゥーがファッションとして流行ったことがあったが、シールではなく

肌にタトゥーを彫った人は、どれぐらいいたのだろう。

妹の友達は、お尻の上腰近くに、小さなタトゥーを彫ってもらったくち。

タトゥーは結局刺青となんら変わらない、ようは同じものだ。

プールに行くときもタトゥーが隠れるようなデザインの水着を選ばなければならず、

大変なのだそうだ。



ある人の話。

背中にバーンとみごとな刺青をされている、その筋のお方。

「刺青お断り」の張り紙を知ってか知らずか、

堂々とお風呂に入って行かれたそうな。

注意されたりするのだろうか。注意できるのだろうか。





歌川国芳 「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」



刺青はいくら美しくても、美術館や博物館で保存できるものではなく、

それを背負った人間とともに生き、死ぬ芸術であった。




「よむ花椿」。みやこクリニックの検診の後、処方箋を持っていく

薬屋さん兼化粧品屋さん?のところで、いつも頂いています。