神戸ファッション美術館にて、1月24日から4月5日まで展示されている、

『華麗 大正浪漫 - 渡文コレクションの着物たち -』クリック

子供たちの春休みも、もうすぐ始まります。

今のうちに…と友達に 車で連れて行ってもらいました。





朝から着付けの仕事があり、バタバタしていたので、洋服で行きましたが、

着物を着ていくと入館無料になります!!

そのため、着物をお召しの方が多く、そちらを拝見するたのしみもあります。





本などに印刷された着物と、実際に展示された着物では、色合いがまったく違います。

絵画などですと、実物よりもポストカードの方が自分の好みだった、なんて

事もたまにありますが、着物に関しては「実物に勝るものなし!!」です。

着物は、色や模様の他に、素材が大きく影響するからでしょうか?





友達と展示された着物について、談笑していると(勿論小さな声で)、

やさしくですが警備服の男の方に「お静かに願います。」と注意されてしまいました。

それほど大きな声でもなく、展示の邪魔になっていないと思うのですが、

それほどまでにナーバスに、黙ってじ~っと見なければならない展示内容でしょうか?

今回は、女子の気持ちが高まる着物の展示です。

「これ、かわいいわねぇ~。」「うふふ。」

多少許されてもいいものでは…と思ったのですが。

わたしたちの後で見物されていた方たちも、「しぃ~!」とされていました。





「着物には季節感があるから、いいよね~。

あえて言わなくても伝わった(季節感を伴った)装いが、

今の洋服ファッションでは、真冬でも薄いトップスだったりするでしょう。

子供たちにどう伝えていいか、困るわぁ~。」友人のさっちゃん談。



ファッションのおもしろさとして、薄いものを身に付けるのもOKだと思う。

ましてや暖房の効いた暖かな部屋でも厚着をしろ!と言っているのではなく、

季節感などの常識は、きちんと次の世代まで伝えていきたいなぁ。と思うのです。



洋服とは別のラインにある、着物のきこなしは、

そういう感覚を養うのにうってつけかも!!



神戸ファッション美術館

〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1

TEL 078-858-0050 FAX 078-858-0058

【入館料】

一般:500円(400円)

小・中学・高校生・65歳以上:250円(200円)

【開館時間】

10:00~18:00(入館は17:30まで)

【休館日】

水曜日(祝日の場合は開館。翌日休館)・年末年始(12/29~1/3)