わたしは岸田劉生の「麗子像」が好きではない。
愛娘を心を込めて描いたと思われるそれだが
あまりにも怖い印象が強いためだ。

しかし原画を見たことはなく、麗子が着ている絞りの着物をじっくりと見たくて、
神戸が庭の友達S嬢を誘って、兵庫県立美術館
連れて行ってもらった。

麗子

麗子登場!!-名画100年・美の競演
神奈川県立近代美術館 × 兵庫県立美術館


麗子像は一つではなく、何点か飾られていた。
本人の写真も…。
どうなのだろう。実際の麗子ちゃんは普通にかわいいのに
油絵になるとえらく迫力があるというか、
肝臓悪いのと違う?(S嬢談)心配してしまう不気味さだ。

麗子が着ている赤い着物は、予想以上の鮮やかさ、質感、明暗の具合、
とにかく素晴らしくて感動!!
ずっと朽ちないでその頃のまま保存されているかのよう。
儒子?帯のテカリ具合まで忠実に描かれています。

展示は、日本における油絵の歴史をみるようで見ごたえ充分。

さてさて、次のお楽しみはお昼ご飯。

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「芦屋川 むら玄」でゆばそばを頂きます。

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上品な甘みでおいしい。そば茶もおいしい。

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これから素敵な店内を撮るぞ!の矢先、ケイタイがさよならも告げずに真っ黒に。