おはようございます☆
泉佐野りんくうタウンの藤吉庵です
ちょうど一年前、
久しぶりのお友達から連絡が来ました
「賀集さんが亡くなった
コロナで、、」
えええ
つい最近まで
SNSに投稿していて元気そうだったのに、と
賀集由美子さんは
インドネシアのチレボンという地方に
工房を構えて、
バティックのデザインをされてた方です。
ペンギンの「ペン子ちゃん」が
メインキャラクター。
インドネシア人の性格や生活をペンギンに投影して
面白おかしく、
そして可愛らしく、ろうけつ染めで表現されていて
とても人気のある作家さんでした
懐かしい…
地元の女のコたちが輪になって
賀集さんのデザインに
ろうけつ染めしているところです
ジャカルタにはファウジさんという
おっちゃんがいて、
バティックや服地で着物を縫ってくれると聞き
こっちにいる間
どーしても象のバティックで帯つくりたくて
何軒もお店まわったけど
象のバティックって売ってなくて
探して探して、
やっと見つけたのは
賀集さんがデザインした生地でした。
(バティックは地方によっての柄があるそうで
スマトラ島の方にはあるというウワサです)
コレで帯を作らせて下さいってお願いして
チョン切らせて貰って作ってもらったんです。
バティックの伝統の花柄に象さん
なかなかいい配置とバランスで、
超お気に入りとなりました
かわいい〜
「あなた着物が好きなのね〜
実家にたくさんあるからもらって欲しいけど
大阪、遠いわねぇ」
って話してくれた事を覚えてます
コースターやバック、バティック生地、
お土産に色々買い
帰国したときには
賀集さんの作品がたくさんになってました
いつも使っているiPad miniに
「サイン下さい❣️」とお願いしたところ
ささっと絵を描きはじめて
「サインだなんて言われたことなかったから…
落書き好きなの〜、
ついつい書いちゃった、ごめんなさいね」
って
ペン子ちゃんがろうけつ染めしてる絵を
描いて下さいました、
ファンにとっては感激〜
気さくな賀集さんでしたので
みんなから愛されていて
トリビュート展も行われたそうです
iPad ケースも落書きサインも
だいぶ色あせてきちゃってます…
象さんの帯も
色褪せないで欲しいなぁと願うばかり
大阪の今の生活でも
ペン子ちゃんはいつも私の側にいます。
賀集由美子さん、
たくさんありがとうございました
ご冥福をお祈りします
コロナよ、早く去ってくれ