ネットから拾いました。


ブラジル
連邦大学栄養学科の研究者が4月に発表した研究によると、亜鉛には抗炎症作用があるため、免疫機能を最適化し、感染リスクを低下させる可能性があるという。「虎の門中村康宏クリニック」院長の中村康宏さんはこう言う。「亜鉛はミネラルの1つで、過剰な免疫反応を抑えて正常化させる働きがあります」(中村さん) 免疫力を上げるためには亜鉛を摂取するべきだと管理栄養士の麻生れいみさんも言う。「たんぱく質と亜鉛は、免疫細胞の原料となり免疫を活性化させます。感染症対策において重要な成分です」 ただし、亜鉛は口から摂取したわずか30%しか小腸で吸収されないうえ、加齢とともに吸収率が下がるという。「特に高齢者は亜鉛が不足しやすいので、意識的に摂取するようにしてください。いちばん豊富に含まれているのは牡蠣です。ほかに、たらばがにや干しえびなどの甲殻類、帆立貝、赤身の肉、レバー、プロセスチーズ、大豆製品、ごまに多く含まれています。クエン酸やビタミンCと摂取すると吸収率が上がるので、レモンをかけて食べるのがいいでしょう」(麻生さん) ただでも体力が落ちる暑い夏、賢く食べて新型コロナに対抗しよう。※女性セブン2020年8月20・27日号