自粛を機会に家庭菜園、ベランダ菜園普及を提案します。ヤフーブログ仲間の記事を再度、転記します。


戦後、日本は工業化への道をひた走った結果、農業を切り捨ててしまった。世界的な異常気象などで、食糧危機が起こるか起こらないかではなく、もはやいつ起こるかということが問題であると指摘されている。いざそれが起こったとき、世界で一番先に滅びる可能性があるのがこの日本であるかも知れない。
 今の食糧輸出国が自国をまかなうに精一杯の収穫となったとき、最大の食糧輸入国である日本はそのとき初めて、自らの愚かさに気がつくのだろうか。
 その最悪の可能性を垣間見せてくれたのがキューバであると思います。同時に日本にとっての希望も見えてくるのです。
 キューバにとって、食糧も、医薬品も、エネルギーも全面的に頼っていたソ連が崩壊してしまったのです。そのときのキューバの穀物の自給率は、当時の日本とほぼ同じだったようです。それからのキューバの動向は、絶対的に日本にとっての最大の関心事としなければならなかったはずです。
 食糧に関することと言えば、ソ連からの食糧はもちろん、農薬や化学肥料までもがストップしてしまったのです。栄養失調などで国民に重大な被害を出しながら、例え弁護士の肩書きがあるものでさえ、農作業にかりだされたのだそうです。
 現在では、例えばキューバのハバナ市は、野菜に関してはほぼ100%の自給が達成されているに至ったそうです。しかもそれは有機農法によるものだといいます。
《つづく