日本TV
「花咲舞が黙っていない」
今回は、モンスターペアレントの話でした。
 
女性支店長の息子の会社のライバル会社を倒産させるために融資直前で融資を停止して、ライバル会社を苦境に追い込み、担当の営業マンが苦しんで失踪するというストーリーでした。しかし、ライバル会社(被害の会社)は信金や仲間の助けでなんとか生き残るのです。
融資可能の状況なのに直前で支店長の独断で融資を停止し担当営業マンは苦しんで失踪しますが、主人公に見つけられ、なんとか立ち直り、支店長の裏工作は発覚するという結果になりました。
担当営業マンの母親が数億の預金をその支店にしているのに、その担当は支店長に虐待されるのです。それほどの歪んだ愛情が印象的でした。
一見、荒唐無稽なストリーですが「真実は小説より奇なり」という場合もあります。
 
弊社の元取引先は、この不況の状況で某金融機関から¥2000万の機械の返済を全額返済を要求されました。不可能です。この時期の貸し剥がしは違法ですので、しかるべきルートを紹介し被害を報告するようにアドバイスをしましたが、社長は言うとことを聞きません。逆に返済を優位にすることも可能ですが、弁舌鮮やかなのでかけひきをしていたようです。その後、弊社との取引がなくなりました。貸し剥がし強要は、おそらくは支店で他の客の倒産ひっかかりなどで成績が落ちたので、貸し剥がしにより業績をUPしようとしたようです。
しかし、今年のはじめにその社長は50台で亡くなりました。貸し剥がしという無差別攻撃は日本精神ではありません。
不況により多くの企業が苦境に陥っています。それゆえに半沢直樹を代表するこの手のドラマがウケる理由だと思います。