今晩の「花咲舞が黙っていない」の名言です。
「手柄は上司のもの。ミスは部下の責任」「正論は銀行では通じない」
 
¥5000万の焦げ付きを部下に責任転嫁!
見事に舞(杏さん)が解決しました。
 
体験があります。10年以上前、取引先(建築業、居酒屋)が倒産寸前!弊社も不渡り¥400万をくらうかもしれない危機でした。その居酒屋で同業者と対策を練っていたとき、私の携帯に電話があり、なんと、その取引先の担当銀行マンであり、とんでもないことを言い出しました。
「どうなっているんだ!手形は落ちるのか?もし倒産されたら。¥5000万ひっかかり私は首になってしまう。どうしてくれるんだ!」との暴言!私の会社に電話をかけ携帯番号を聞いたようです。
私は正論を言い返したところ、となりの同業者が電話をかわり、「これで連鎖倒産も起きるかもしれない。貴行としても最善の努力をして不渡りを回避すべきではないか!銀行としてセーフティなどを進言し多くの取引先を救う努力をするべきだ。それもせず、危機に瀕する企業とその取引先を攻撃するのはバンカーと言えるか!今を乗り越えて本当のバンカーになれ!」とまで言ったので、担当はおとなしくなったようです。
その後、弊社は¥400万が落ちましたが、半分の取引先は被害を被りました。最大の被害は¥3500万です。
危機に瀕したとき、人間の本性がむき出しになります。その後、そのバンカーはどうなったかはわかりません。
 
この、ドラマ!人の道を示してくれています。必見です。