最近は、「半沢直樹」 「リーダース」と銀行にリンクする感動的なドラマを見られるようになりました。
 
車での移動中、たまたまTVの音声を聞いていたら銀行を舞台にするドラマが今夜放映されるということで、夜見てみました。
 
今回の日テレの「花咲舞が黙っていない」も銀行のドラマであり、女半沢直樹とも言える痛快なドラマです。
 
私は先週末、先月、銀行で割り引いた手形を、今月、同じ銘柄の手形を銀行で再び割ることを銀行に依頼したところ担当から「今月は割れません」という回答がきたので
「先月、割れて、今月割れないというのはおかしいではないか」と聞いてみたところ、どうやら上司の命令らしく、私は上司と交渉をしました。
 
上司
「手形は毎月、審査をしますので、毎月、割るとは限りません。そう言ったはずです」
 
「聞いた覚えはありません。貴行との取引は貴行の前の担当者から、どうしても!ということで取引が先月から始まりました。先月の手形割引もどうしても!ということで手形割引をしていただいた。ましてや、先月割れた手形が割れないなら、もっと前に通知すべきではないですか?」と言ったところ。
 
上司
「とにかく、月ごとの審査はお伝えしました」
 
「聞いていません。割れない理由を言うべきではないですか」
 
上司
「手形の銘柄と御社が悪いということではありません。あなたが聞いていなったことが悪いのではないのですか?」と暴言を吐いたのです。
 
「手形に弊社の裏印を押しますが、弊社は決算書上、問題はないはずだ。しかし振り出し先が急に審査が悪くなり、割引不可能となったなら、理由をハッキリ言うか、言わないなら、割れないことだけを言い、私が聞いていなかったという嘘は言うべきではない」
 
上司
「聞いていなかったのは事実でしょう」とまた暴言。
 
「言う、言わないの次元のトラブルは多いです。顧問弁護士はいつも証拠を取れ!録音しろ!と口頭トラブルの対処法を言っています。では、これからは、テープを取るか、議事録を作りサインをしてもらいましょう」
とまで言っても、あくまで私が聞いていないを言い張るのです。
 
ドラマで、配役の木村佳乃さんは「上に言っても伝わらないのが組織」というようなことを言っていましたが、正に自分を守るためには他人を犠牲にしてもよいうという人間もいるということです。
 
この手形問題は、メインバンクである信金に相談したところ、この銘柄は昨年、割ることをせず、取立てにだし、135日待ち、無事期日に現金化された実績があるので、問題なく割引をしてくれることになりました。本来は120日以内の手形でないと下請法にひっかかるのですが。
この上司、割れない手形は保証協会を使うことで割引可能ということもあることも伝えないのです。まあ、支店の利益優先なのでしょう。
 
半沢直樹では、主人公の家を救ったのは信金です。主人公の親は銀行に殺されましたが、救ったのも銀行です。恨みがある銀行ですが、直樹は銀行マンになることで世の貢献も決意したのではないかと思います。
 
続く