戦後のトヨタをモデルにしたTBSドラマの「リーダース」
最高でした。
日本の未来を車にかけた。時代の先駆者の勇気と信念のストーリーです。自動車産業を隆盛化することにより戦後日本を豊かにし日本の車を海外に輸出することにより資源が少ない日本を真に豊かな国としたいという夢を成就するために主人公は勇往邁進してゆきます。
夢を現実に!
海外の車のコピーからスタートした愛知自動車です。
経済小説「小説 日銀管理」(光文社文庫)とトヨタ自動車株式会社社史の「トヨタ自動車75年史」がベースのTVドラマです。日本人のため国産自動車作りに努力した愛知佐一郎。彼を中心に車作りに人生を懸けた人々の大ロマン!
戦後不況は現在、世界の大企業となった愛知自動車(トヨタがモデル)でも倒産寸前に追い込まれるという事態となり、なんと愛知自動車に対して一部の大手銀行が貸し渋りをするというストーリーもありました。倒産すれば中部経済は最悪の状態を向かえます。しかし日銀名古屋支店長が愛知自動車工場を視察し現場を見て感動し支援を決めるのです。貸し渋りを敢行したのはかつての大手S銀行!知恵と勇気で危機を乗り越える真のリーダーの姿に多くの視聴者は感動したことでしょう。そして主人公の愛知佐一郎のひたむきな物作りへの情熱!現場にでて自らが自社製品の進化をさせてゆくリーダーの姿勢!最悪の状態でもプラス思考!
そして燃料がいらない車の開発を当時から考えていたという夢を具現化する強い意思!
天下の愛知自動車でも苦難の時代があった!多くの自動車メーカーの下請企業も勇気つけられたことでしょう。
 
続く