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<経団連会長>「唐突感否めない」浜岡原発で政府対応を批判
毎日新聞 5月9日(月)20時42分配信

  
日本経団連の米倉弘昌会長 
 日本経団連の米倉弘昌会長は9日の記者会見で、菅直人首相が中部電力に浜岡原発の全面停止を要請したことについて、「電力不足の中、今後30年間で87%の確率で東海地震が起きるとの確率論だけで停止要請したのは唐突感が否めない」と述べ、政府の対応を痛烈に批判した。

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 米倉会長は「結論だけがぽろっと出てきて、思考の過程が全くブラックボックスになっている。民主党政権は透明性を強調するが、どういうことなのか政治の態度を疑う」と指摘。その上で、「首相による原発停止要請は非常に重みがあり、超法規的な意味がある。誰がどのようにして議論したのか、根拠を出した上で説明する必要がある」と述べ、要請に至る経緯の説明が不十分だとの認識を強調した。【宮崎泰宏】

全く同感です。「浜岡原発を動かしながら原発を守る大堤防を作りながら電力が必要な夏場を乗り切るべきだ」と思っている人も多いと思います。中部地区は災害復旧の仕事も一部来ています。しかし今は材料が入らないという悪循環が実態です。特に電気の材料が遅れています。

車は注文しても3ヶ月も待っていてもまだ来ない状態です。原発停止がさらなる不況を呼ぶことを危惧している企業家は多いと思います。

木工機械を作っている企業があります。そのマシンが東北で沢山被災したそうです。特に制御の部分の電材が入らないので震災復興事業に支障をきたしています。つまり仮設住宅などの部材の調達にも支障をきたすわけです。

確立論という言葉がでました。今回の大震災は大科学者や大霊能者が予知できたでしょうか?

原発停止で復興事業にまで悪循環が波及しないことを祈ります。

写真は福井県の美浜原発を遠望します。