訪問ありがとうございます!



父の日という事で


父に関する事を書きたいと思いますニヤリ



少し重たいかもしれません

注意閲覧注意注意


タイトルは リリー・フランキーさんのを

パクりました(読んでないし……すみません💧)




おとんは今どこで何をしてるか……


知りません


たぶん生きているのだと思います



20数年前におかんと離婚し


おかんと子ども4人はおかんの実家へ

引っ越しました

離婚を勧めたのは多分わたし

おかんの実家へ引っ越そうと

提案したのもわたし



おとんは戦時中に生まれました


おとんの父 祖父は海外で戦死したそうです


おとんの母 祖母は 

2人の子どもを抱え(父には兄がいます)

再婚したのでした


その祖父が実の祖父ではないと

わたしが理解するまで 

結構時間がかかりました


おとんは親兄弟 おかんの親戚から

なんとなく嫌われてました


それは子どものわたしでも

分かるような空気でした

伯父(おとんの兄)とそのお嫁さんは

顔に顕著に出るので

わかりやすかったです

そんな情景を見ると

おとんがかわいそうに思えました


けれど

そんな子どもの心には気づかず

短気で気に入らないことがあると

怒鳴る

タバコは吸うし パチンコもする


小学生低学年の時

少しでも口ごたえすると

ゲンコツで脳天を殴られました


目から星が出る という表現が

ぴったりなくらい

痛かったのを覚えてます


何度か殴られた(だいたい一発で終わる)のですが

そのうち 間合いを取れるようになり

言い逃げをすることもできるようになりました


いつも胃が痛い って言って

寝てばかりだったので

体力がなかったのかもしれません

けど 殴る体力はあったようです


(今思うと 鬱だったのかも?と)


おかんはそんなおとんを

 弱い 情けない 

 あんなになったのはお祖母ちゃんの

 愛情が足らなかったからだ

 戦争のせいだ


といつも言っていました


こども心に

そんなに言うなら何かしら手立てを

すればいいのにと思ってました


おかんは言うだけでした

おとんとおかんの

会話らしい会話は聞いたことがありません



祖父と祖母は

そんなおとんをどう扱っていいか

わからないみたいでした


なので

孫であるわたし達に

親に感謝しろ 女の子は家事をしろ

とよく言っていました


おとんは祖母によく

 うるさい!

って言ってました


そんな親………

感謝しろと?

わたしはどうしたらいいか分からず

パニックでした



わたしが居るのは両親が居るから

祖父と祖母が居るから

感謝しないと


と感謝はしていました


なるべくいい子に

お手伝いも沢山して

宿題もして

なるべく怒らせないように

必死でした



父は動物が好きで

カナリアや錦華鳥 十姉妹など

ペットショップから買ってきては

お世話は母とわたしに丸投げ


他の姉弟はあまり興味がないみたいで

一切小鳥に関してはノータッチでした


一時期グッピーまでいました

もちろん世話はわたしか母


冬の寒い時でも 鳥の水入れの掃除

グッピーの水の入れ替え

毎年あかぎれだらけで

痛かったのを思い出します


思い出すけど 

今は全然あかぎれにならなくなったので

幸せに感じます


なんか辛い事も思い出しますが

掃除をしたあとの

カナリアたちが水浴びをして

喜んでいる姿を思い出すと

そんなに辛くもなかったのかも?

と思ってしまいますニヤリ


その水浴びした後

下に敷いている新聞紙もビチャビチャに

なるので

また綺麗な新聞紙をセットしてました


いやあ

わたし よくやってたなぁおねがい

って褒めてあげたい✨


昔のほうがよく動いてたかも(笑)


おっと!

父の話だった!


その小鳥の小屋は

父が木材買ってきて

自分で作ったものでした


割と手先が器用で

作るのは好きだったみたいです


わたしはそんな父の性質を

受け継いだようですニヤリ



よく母に

 誰に似たんかねぇ?


って言われましたが


わたしは

 おとんじゃね?


って答えます


そうすると母はいい顔をしませんえー



だってね

殴ったりするけど

わたしはおとんの遺伝子も

入っているのですから


不思議はないと思います


わたしは自分が短気だと感じてました

いつかおとんみたいに

暴力をふるうように

なるんではないかと

怯えていました



なのでおとんを

反面教師として

やられて嫌なことは

人にはやらない

と決めていました


まあ

そうは言っても

人間なので

出来ない時もありました


そんな時は自分を責めました


おとんはすぐ

他人のせいにしてました


子ども達がおとんに懐かないのは

おかんの育て方が悪い

誰々が悪い

誰かのせいにしないと

生きていけなかったのかもしれません


戦争がなかったら……

おとんもひねくれなかった?

それとも……?


なにはともあれ

おとんの生き様は

わたしに色々と考える事を

教えてくれました

(と言っても 20数年前からのおとんの生き様は

知りません)



以上

父の日でしたウインク



最後まで読んでくれてありがとうございます✨