ふと、あの時違う道を選んでいたら今どうなっていただろうということを考えた。
最近はほとんど音楽を聞かないのだが、たまになつかしの曲がyoutubeでおすすめに上がってきたりする。
興味がなくスルーする曲がほとんどなのだが、たまたま聴きたくなっていた曲が上がってきたので、聞いてみる。
実に10年ぶりぐらいに聞く曲でその曲を聞くと大学時代の生活やどんなことを思っていたかなどがよみがえってきて、すごく懐かしい気持ちになった。今思い返せば、楽しいことが多く毎日がキラキラしていたが、あの時はあの時で必死で考えに考えて生きていた。大学四年間は側から見るとただあそんでいるようにしかみえない、しょーもない生活だと思うがその時の僕にとっては毎日が新鮮な世界だった。
普段はほとんど昔のことなど、思い出すこともないがその曲を聞いてすっかり思い出し、それから毎日ふとした時に、その時の情景が思い出されてくる。
そして今日はなぜか、ふと、大学に入学前に考えていた進路があり、その進路は僕自身の努力不足でその方向に進むことができなかったことを思い出した。
大学では、生物工学(遺伝子)を学んでいたのだが、本当は農学を学びたかった。自然と共に生活をしたかった。外に出てフィールドワークをしたかったのだ。ただ努力が足りず、行けるところということで生物工学の道に進むことにしたのだった。
生物工学の道に進んだものの、大学の4年間は僕にとって完璧だった。もう一度やれと言われたら、ぞっとする。あの時以上に楽しめる気がしない。たまに友達と話している時に、もう一回大学生活を送りたいわーと言うようなことを聞いたりするが、僕はあの時が完璧に楽しく、素晴らしい思い出として残っているので、もうやりたいとは思わない。そこに議論の余地はないのだけれど、今日ふと、もし農学部にはいっていたとしたら、どんな生活が待っていただろうな?と思った。
繰り返しで、大学時代にはまったく戻りたくないが、他の学部で他の人生を歩むことになっていたら、どんな人生を歩んでいたのだろう?農学部でたくさんフィールドワークをして、それ以外でも活動的に学生ライフを楽しんでいただろうか?
そして農家になっていたのだろうか?
まったく別のシナリオになっていた場合を想像するとそう言った人生もありだなーとも思っていたが、興味本位で大学卒業後の就職先なども調べてみると、結局どの学部を卒業しても大して変わらず、農業関連の会社に入っても、ものを作るか、ものを売るかの仕事につくようだった。
農学部で自然を満喫し、その後自然に関わる仕事をおこなっている世界線も考えてみたものの、収入面などで不満がでてきそうなことは容易に想像ができるので、結局一般企業に勤めることになっていたであろう。それでも、収入面より仕事内容で仕事を決めていたとしたら、ある特定の場所で地に足ついて、仕事をしていただろうか?ずっと同じ場所に住むのは自分自身の性格からなかなか想像し難い。ただ満足していないから、動くのであって、満足していたらそこでずっと生活し続けるのかなとも思う。
想像をどんどん膨らませると、他のシナリオで生きている自分がいて、そういった人生もありだし、実際にしてきた選択よりもシンプルで汚れなく、楽しい人生を生き続けていられたのかなとも思ったりした。
ただ、選択した今の人生もかなりエキサイティングで改善のよちがあり、面白いのである。