戦後の日本の食生活は一変し、野菜、穀物、豆類中心の植物食から、
肉、卵、牛乳などの欧米型の食事に移行しました。
かつて動物性蛋白質は、体内で生成できない必須アミノ酸を
すべて含んでいるのが肉類などのタンパク質であることから、
これまでの栄養学では良質な栄養源とされてましたが、
最近の研究では、肉や魚、乳製品などを多く摂取すると、
蛋白質がアミノ酸に完全に分解されることなく、
吸収もされないため、老廃物になってしまうことが分かっています。
動物性蛋白質は、腐りやすく消化が悪いので、腸内に長く留まり腐敗し、
アンモニア、スカトール、フェノール、硫化水素などの有害な毒素をつくりだします。
また細胞を酸化させ、老化を早め、ガンの原因である活性酸素を生み出します。
これが多量に発生すると、体内のビタミンやミネラルのバランスを崩します。
蛋白質は、分解されてアミノ酸になりますが、大量のアミノ酸が
分解されると血液が酸性に傾くため、中和するカルシウムが
必要となります。皮肉なことに、骨や歯にあるカルシウムが使われ、
尿として排泄されてしまいます。
肉や魚などの動物性蛋白質は腐るとひどい臭いがしますが、
同様のことが腸でも起こるので、悪玉菌がどんどん増え
当然のように便やガスが臭くなります。
また、肉類にはタンパク質に加え、脂肪の問題もつきまといます。
動物性脂肪は飽和脂肪酸といって、温度が下がると
固体になる性質があります。
動物より人の方が体温が低いので、固形の脂肪はなかなか溶けず、
血液中で固まってドロドロになり毛細血管の隅々まで栄養と酸素が
いかず、細胞は酸欠状態になり身体が疲れやすくなります。
また血管がつまったり高血圧の原因にもなります。
また脂肪を分解するために胆汁酸が分泌されますが、
高脂肪食を摂り続けていると、それだけ胆汁酸の量も多く必要となり、
その一部が大腸に流れ込み悪玉菌によって発ガン物質である
二次胆汁酸というものに変換されてしまいます。
日本人の3大死因でるガン(30%)、新疾患(16%)、脳血管疾患(11%)
などの生活習慣病で日本人の1人が亡くなっているのが現状のいま
皆さんは、この現実をどう捉えますか?
次回は、人間本来の食事とは?についてです。