産後の腰痛 〜その5〜 | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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女性専用いろは整体、鴇田です。


今日のテーマは


『産後の腰痛 〜その5〜』


です。


それではお読み下さいね



今回は『身体を反る姿勢・動作』にて痛みが現れる場合について書いていきたいと思います。


身体を反る姿勢といっても、ここでは体操のように深く反らせる姿勢を言うのではなく、赤ちゃんを抱っこであやす時や身体の前で荷物を持った時・背伸びをする時のような日常生活の中で起こる姿勢の反りについてのお話です。


前回のブログにも書かせていただきましたが、妊娠期間中のお腹の重みを補うために身体を起こす・反る動きで釣り合いを保つ結果として後方に重みが掛かりがちになります。


しかし、身体の前面はどうでしょうか?


腰痛や肩コリなど身体の後方は痛みが分かりやすいですが、身体の前面は何か違和感に気がつきますか?


胃痛・胸焼け・腹痛・生理痛など、内臓の痛みから背中を丸めてお腹を守りたくなることや、腹筋運動後の筋肉痛などの痛みは比較的気づきやすいかと思います。


しかし、そのようなことでもない限り身体の前面の違和感などは殆ど気にならないのが正直なところではないでしょうか?


妊娠期間中に限らず、仕事などでストレスが溜まり その関係で心も身体も硬くなり知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていたり、仕事環境の姿勢の偏り(座り仕事・立ち仕事)で同じ姿勢で過ごす時間が多く、通勤も車やバスで座り姿勢など…


座っている時間が長い方も、立ちっぱなしが多い方も、仕事をしているうちに疲れてくると徐々に背中が丸まってきて気づいたら猫背がちになっていた…ということもありますよねf^_^;


すると今度は、お腹や胸回りの筋肉が縮んだ状態で硬くなりスムーズに動きづらくなることも考えられます。


また、感じ方はそれぞれあるかと思いますが…長時間 猫背姿勢で過ごした後に、背伸びなどの胸を開く動作をしたときに何か動きが小さくて筋肉がピキピキ言うような感覚はありませんか?


胸回りやお腹など、身体の前面にある筋肉が縮んだ状態(例として猫背姿勢)だと背中が丸まりますね。すると、背中側の筋肉は伸ばされた状態が続くことになります。


その伸ばされた状態が長くと筋肉は緊張状態・張った状態となり、前後のバランスとしても良い状態とは言えません(>_<)


そのことに加えて、肋骨の一番下から骨盤の間には背骨以外に骨が存在していないため その空洞部分は筋肉(中には臓器)が支えてくれています。


お腹周囲に限定して考えると、腰とお腹を囲む筋肉がバランスよく働けていないため いずれかに負担がかかり、結果として腰に痛みが出ているとも考えられます。よく見ると前後の違いだけでお腹と腰は同じ高さにありますね。


上記の内容も踏まえて筋肉に着目すると『腰を反るから腰』だけでなく、お腹の筋肉が硬くなり臓器が圧迫され、その後方にある腰に痛みが現れているということも考えられるのです。


実際にお腹の筋肉が緩むと腰が楽になるという声も聞かれていますし、筋肉に限らず 便秘でお腹周りが苦しい時などはお腹だけでなく間接的に腰も圧迫の影響を受けていると考えると特別不思議なことでもないのかも知れませんよ。


お腹の硬さや便秘は嬉しくありませんが、もし機会がある場合はご自身の身体で確認してみてくださいね。


本日も、最後までお読みいただきありがとうございます(^^)