2月17日 養成コース☆ | かおりの操体日記(大崎市女性整体)

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こんばんは(・∀・)


2月17日(月)の養成コースについて書きたいと思います。

本日は、岩手県よりH先生がいらっしゃいました。

最近の養成コースでは、操体法+頭蓋骨・手etc…など視野を広く持つ・見極めるといった内容も学んでおります。今回H先生よりお伺いしたお話しの中にも頭蓋骨のお話しが出てきました。


私もH先生のブログを読ませていただいていて、内容には様々な方々との交流や情報など行動的で楽しく学んでいらっしゃる様子を読ませていただき学ばせていただいております(^∇^)

私達は加藤先生より古藤先生の「あたまの整体」を紹介していただきましたが、H先生も頭部について取り上げられているDVDを購入されたとのことで加藤先生と情報の交換をされていました。


H先生より加藤先生への質問・相談内容を伺いながら、勉強と実際の体験談を聞かせていただきつつ授業は始まりました。


H先生が苦手と感じているものについての工夫(発想の転換)についても加藤先生はアドバイスされていました。


~例として~

○膝裏触診のコリを的確におさえる(痛みを出す)事が苦手…

→膝裏をじわじわ押さえる方法は実践している(コリが解けるような感覚は感じ取れるが人により時間がかかる)

→コリの方向をズラす(コリをおさえる方向により何処かに糸口が見つかる可能性)

→時間の短縮・施術者本人の自信にも繋がる


○お年寄りの方へのアプローチ(Iポジション)

H先生:行なっても大丈夫なのか質問したい。

加藤先生:大丈夫!徐々に出来るようになってくる。


・Iポジションを行う際に座る位置を低めに設定してあげることや、やり過ぎ・頑張り過ぎによる後に具合が悪くならない程の加減に気を配る(足がちょっと上がるだけでも良い!患者さん本人に少しずつでも足が上がるようになっていることを自覚してもらうだけでもOK!)。


・お年寄りの方は家でも自主練習(セルフエクササイズ)など持続して頑張る傾向がある(次回の来院時の患者さんの様子で感じ取ることが出来る場合もある)。


・Before・Afterを画像に残しておいて変化を比べる(スマホやipadなど)

*記憶だけでは忘れてしまったりするので…

→施術者の実績作りにも繋がる(自分での確認・自信に繋がる)


○効きすぎて(頑張り過ぎて)患者さんが具合を悪くしてしまった経験

施術側の経験として、頑張ってやり過ぎてしまったらそこから微調整をして加減を調整していけば良い。


加藤先生のアドバイスとしてゴルフのカップインに例え、ボールがカップに届かない距離より通り過ぎるくらいが練習には丁度良い(実力が無いのに60%は違う。最初は120%ぐらい!)。

ボールがカップに届かない場所で「無自覚の頑張っている(つもり)状態」ではちょっと違ってくる。

*「頑張らない~」は頑張って覚えることを覚えた先に有るものであり、始めから頑張らないこととは違う。(by加藤先生)


○ムチウチ・四十肩・五十肩→やり過ぎると、壊れたり酷くなる(50点くらい→敢えて痛みを残す)。

・まずは骨盤を整えてから!(当日は頭や首に触らないこともある)

→腰を整えることの重要性をきちんと伝えられるコミュニケーション力大事!


*急激な変化:良い意味で色々出てくる(施術後の夜・翌日に現れると予測できる痛み)

→問診の段階であらかじめ伝えておく(施術時に患者さんが喜んでいても施術側は冷静に~逆に危ないと思うくらい)・プレパレーション


*患者さん「された感を感じられない」→判ってもらう・納得してもらう(自分の説明力)


*「された感」を出すために治療師のプライドを出しては×


*「治されたい気持ちが大きい患者さん」などには演出を使いお話しする。


「相手に合わせているようだけど、最終的に自分の伝えたいことはきちんと言う。」


次に加藤先生は私達にも解りやすいよう絵を描きながら、脊髄反射レベルのお話しや小脳へ刺激が伝わることにより身体全体に変化が出ること&意識レベル(気持ち良い→大脳にも伝わる)・無意識レベルのお話をしてくださいました。


例)圧痛操法

圧痛(感覚中枢)→「痛みのない方に動いて~」など痛みから逃げる動き(運動中枢)→「どうすると気持ち良い?」など気持ちよさを聞く・答える(言語中枢)

*操体法:脳への刺激も入るため定着し易い。

*テクニックを見極める


「あたまの整体」&「操体法」の合わせ技にも、「単なる」ではなく「理由」があっての「相性」があることなどを含め随意運動・反射運動・不随意運動など色々知っておくと良いとのお話もありました。


次は古藤先生の臨床DVDを鑑賞させていただき、実技の練習を行いました。

古藤先生はどのように施術を進めていくのか・何処を見ているのか…またまた夢中になって観ていました。


今回の実技では頭部・頚部の触診の練習をさせていただきながら、H先生(養成コース)と相談しつつ「もしかして縫合部はココかな?」と感じた部分を古藤先生の真似をして刺激を入れてみたりと自由に練習をさせていただきました。

まだまだ触診力も未熟な私ですが、頭部の骨を意識して練習をすることができ良い経験をさせていただきました。触診練習をさせていただいたH先生に感謝いたします。


H先生(岩手県)と授業をご一緒させていただき、H先生の経験談や質問内容からもたくさんの事を学ばせていただきました。

加藤先生・H先生(岩手県)・H先生(養成コース)ありがとうございます!


今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(・ω・)/