日付変わって昨日の午後、ソウルから帰国。


一日目にデザインの強い歯ブラシを紹介したきり、すっかり無言になってしまいました。

なんやかんやとてんてこまいで、ついつい…ずるずる。

無事、楽しい3泊4日でした!

あの歯ブラシも意外と良くて、結局日本に持って帰ってきました。

ということで、これから少しずつ、思い出したことを記していきます!


歯ブラシの翌日は、サイン会や取材、ラジオなどのキャンペーンデー。

朝起きたら、いきなり胃がだるだるで、あせる。

胃薬はない。

旅行のときはいつも袋パンパンに薬を持って行くのに、なんとなく油断して胃薬を持たなかった。

そういう「なんとなく」に、あとからやられることが多い。


フロントに電話をして胃薬をお願いすると、

にこにこしたカタコトのホテルマンがひと包み持って来てくれた。

尾美としのり風。

日本語と英語と韓国語で一生懸命説明してくれる。

ところが、途中から遠慮がちに聞き慣れない単語を連発し始め、さっぱり分からなくなった。

どうもなにかを質問してくれているらしい。

いろいろ想像して単語とジェスチャーでやり合うも、なーんかいまひとつ曖昧で、分からない。


お互いのカードが尽きて、やがて気まずい沈黙…

 「はー…」

 「…すー」


これ、前回のホテルでもあった。

そのときは持参の洗顔フォームを清掃係に間違って捨てられクレーム電話をかけたのだけど、

あれは長かったな…40秒くらい黙ったあと、静かに切ったっけ。

もう、大人同士として、落ち着かない結末。


今回もそれか?と思っていたら、オジサン、切り札披露。

意を決したように中腰になって、お尻のところで手をグーパーグーパー……

あー、「お腹くだしてませんか?」か!

そうか、そんなジェスチャーしたくなかったよね、オジサン……ゴメンゴメン。

で、元気に「ノー・プロブレム!サンキュー!」と解決したのでした。


韓国の人は、私が出会った限り、日本の人よりストレートというか、

繕わない性質の人が多い気がする。


ものおじせず積極的、かと思えば子供のようにもじもじ照れたり、

違うと思ったら誰であろうと迷わずスンナリ意見する。

小難しい遠慮もあんまりしない。

皆とご飯を食べていても、キムチが一枚だけ余ったまま数十分、

とかはあんまりないんじゃないのかなあ。(想像)


ともかく、だるだるの胃を抱えながら、スタッフと集合、車に乗ってヘアメイクのサロンへ。


今回の通訳は、キョンちゃんという同い年の女の子。

明るくて親切で現実的で働き者。

周りに女性スタッフがいない私に、キョンちゃんが身内のようにいろいろとお世話をしてくれた。

体調を気にしてくれたり、発音を教えてくれたり、

お腹が空いてしんどいときにエスパーのように韓国羊羹をくれたり、

撮影のときに服のゴミを取ってくれたり、髪のゴミ取ってくれたり、

手に残ったおやつのゴミをすかさず受け取ってくれたり…


日&韓みんなの気遣いに、私のだるだるの胃は夕方にはすっかり回復。

そのあとのキャンペーンスケジュールも元気に消化できた。


写真は、キョンちゃんが早起きして買ってきてくれた、韓国の伝統的なお餅詰め合わせ。

チャングムだ!

甘くないもち米にレーズンとかクルミが入った、お赤飯風のお餅が美味しい。


夜、バンドメンバーとスペシャルゲスト真城さんと初めて合流、

夕食にソルロンタンとプルコギを食べる。美味。




続く〜