リリース!しましたー!!
ニューアルバム、『TALKIN'』。
ホッ。としています。
スタッフの皆様、励ましてくれた友達、家族、ご近所様。
そしてなによりこっそりこういう日記読んで何気なく気にしてくれているそこのお方!
ありがとうございます。
無事この日を迎えることができて、嬉しく思います。
リリース日ということで、まずは各レコード店を見て帰ろうぞ。
と意気込んでいたら…
ギックリ腰に見舞われてしまいました。
…最低!
原因はたぶん、不精して腰が据わらないテキトーな体勢のまま
クローゼットの扉を引き剥がそうとしたこと。
リリース日なのに両手で手摺りを掴みながら階段を降りています。
リリース日なのにレントゲン撮ってもらったり、
腰に注射売ってもらって看護士に笑われるほどジタバタしたり…。
ブザマブザマ。
明日はビレッジバンガード下北沢店インストアライヴですからね。絶対治しますよ。
期待しててください。
では、アルバム曲解説、ラスト!
十一曲目、「COME ON A MY HOUSE」。
こちらはスタンダードナンバーです。
アレンジと演奏は奥田健介氏、伊賀 航氏、渡辺シュンスケ氏、ASA-CHANG。
戦後アメリカの音楽に訳詞をつけ、民謡的な節回しでお茶の間に広めた江利チエミさん。
ジャズもポップスになりえた時代の「粋」。
この曲もそうして特別なものとなって当時の人々に受け入れられたのでしょう。
昭和歌謡としてコスプレするのではなく、
敬意を表したカヴァーになったのではと思います。
さて、じつに、今回の秤は「粋」。
でも…「粋」って、なんだか説明しにくいものです。
一生懸命説明しているとなんだか薄っぺらな気持ちになってくるし、
自信もなくなってきて、笑ってごまかしたくなってきたりして。
でもたしかにある感覚。
きっと説明しなくても伝わる誰かとしか共有できないのだと思います。
ということで、この十一曲、
同じ「粋」を知る人々とたくさんの「粋」を集めて「粋」な作品を目指して作りました。
シティ・ポップもモータウン・ミュージックも50年代のミュージカルも戦後のジャズ歌謡もヒップホップも。
それぞれの「粋」なところに憧れながら、
オリジナルな「粋」を作ることができたと信じています。
きっと、説明不要な一枚になった…はず。
聴いてくれたら嬉しいです。
写真は、マネージャーA女史からのリリース記念品。贈呈されました〜
彗星のごとく現れられますように。
でも彗星のごとく消えませんように。