分散型金融(DeFi)プロジェクトのCegaは、適切なリターン、マーケットエクスポージャー、損失からの保護を提供できる、暗号資産を使った仕組債を開発している。仕組債は従来、伝統的市場で機関投資家のみが利用可能だった金融商品だ。

Cegaは先週、イーサリアム(ETH)とテザー社が発行する金連動型ステーブルコインのテザーゴールド(XAUT)を原資産とする仕組債商品「Gold Rush(ゴールドラッシュ)」を発表した。

Gold Rushは、イーダリアム、リド(Lido)のステイクドイーサ(stETH)、ラップドビットコイン(wBTC)、またはステーブルコインのUSDコイン(USDC)を預け入れた投資家に、最大83%の年換算利回りを提供するという。

利回りは預け入れられたトークンで支払われる。つまり、イーサリアムを預け入れた投資家は利回りとしてイーサリアムを受け取るため、強気市場では非対称的なリターンのチャンスを手にすることができる。

Gold Rushは3月26日にスタート。当記事執筆時点までに、預け入れられた暗号資産は274万ドル(約4億1100万円、1ドル150円換算)に上っている。

「DeFiユーザーは、イーサリアムのようなネイティブトークンやstETHのようなリキッドステーキングトークンを預け入れたいが、そうした資産の非対称的なリターンのチャンスを失いたくない。ユーザーはまた、元本に大きなリスクを与えない、より安全で利回りの高い機会を求めている。新商品のGold Rushはこうした2つの目標を達成する」とCegaは述べた。

 

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