瞬撃手・横山和正先生著の『空手の原理原則』
やっと読めました。
ずっと読みたいと本屋を探し回るも、今となっては中々手に入れるのも難しいようで、
最後は先生にお願いしてようやく手にした次第です。
内容は素晴らしいの一言でした。
空手というものに向き合うにあたっての基本や原点が記されていると思います。
ひとつひとつはシンプルな内容かもしれません。
でも稽古を重ねていくうちにいつの間にか見失いがちな本質や原点にこの本を読むことで立ち返ることが出来ます。
まさに原理原則です。
これから空手を始めたばかりの方から長く空手をやっている方、空手に携わる全ての方にお勧めしたい良本で、
自分も定期的に読み返して初心を忘れないように努めます。
追伸1:
ここ最近組手におけるポジショニングについて色々と研究したり調べたりしていたのですが、
この本に知りたかったことが書かれていました。
正確にはやりたいことの入口が示されていました。
もっと早く読んでおきたかった。
追伸2:
本書の中で紹介されていた衛老子、周五郎先生に共通する拳形について。
実は以前のところも今のところも空手における拳の握り方というのを指導頂いた記憶は無いです。
※単に忘れている可能性もありますが
にも拘わらず拳を握った時の拳形が先の衛老子や周五郎先生と同じものとなっていました。
もしかしたら型に従って武術の稽古を積むとこの形に行きつくものなのかもしれませんね。