沖ノ鳥島で亡くなられた方々の冥福を祈ります
※写真は、平成16年に沖ノ鳥島東小島に上陸したときのものです。
現在、日本最南端の沖ノ鳥島と最東端の南鳥島で、
着々と港湾工事が進められているという話は聞いていた。
南鳥島港は平成27年、沖ノ鳥島港も平成28年に完成する予定。
まだ、具体的な話は固まっていないが、
港が完成した暁には両島へのツアーも夢ではなくなる。
当然のことながら日本の東西南北端はすべて島。
その中で一般の日本国民が行けるのは与那国島だけ。
北方領土を除いた最北端は宗谷岬沖の弁天島で
ここさえ上陸するのは容易ではないらしい。
少なくとも現地の何ヶ所かに問合わせたが、
全て上陸するのは無理だという回答だった。
そんな現状の中で、一挙に最南端と最東端へ行ける道が開かれるのだ。
もしツアーが計画されたら、なにがなんでも第一陣に参加したい。
そんなことを考えていた矢先、
沖ノ鳥島の現場で重大事故が起きてしまった。
日本国土の有効利用と海洋権益確保のための国家プロジェクトなので、
簡単に中止されることは考えられないが、
ぜひともこれ以上の犠牲を出さないようにして欲しいものだ。
行方不明者の早期発見と亡くなられた方々の冥福を祈ります。