今日もまた原発の話になるが、浜岡原発(中部電力)が恐ろしい
一抹の不安を感じながらも、あふれる電気を享受することによって
原子力発電を支えてきた自分だが、自戒の念を込め浜岡原発に触れておきたい。
大地震でもしなにかあるとしたら、浜岡原発ではないかと案じていた。
浜岡まで砂丘の面影を探しに行ったことがある。
いまでこそ、砂丘らしい砂丘は鳥取くらいにしか残っていないが、
かつては全国各地の海岸に点在し、人々の生活に大きな負担となっていた。
一番大きかったのは、飛砂による農地や集落への被害だったという。
浜岡には砂丘地形が色濃く残されていたが、印象的だったのは、
厚い砂の上にちょこんとのっているように見えた、原発だった。
砂上の楼閣、という言葉が浮かんだ。
これは、大地震が起きたらまずいのではないか。
砂の上だしもろに津波を浴びるし、東海地震は遠からず必ず来る。
今回の東電原発事故で、まっさきに思い出したのは浜岡のこと。
浜岡のことを調べていたら、↓こんな映像に行き当った。
特に、慄然とさせられたのは現場にいた専門家の警告。