加計呂麻島の海が、再びこんな風にならないといいのだが
1月20日 のブログで、
35年前(昭和50年11月)の泥で濁った佐知克の海を紹介した。
ぼくは道路開削によるものだと思い込んでいたのだが、
当時、加計呂麻島で盛んに伐採が行われていたような気もする。
地元の友人に確認したところ、
昭和50年前後にチップ用材の伐採が大々的に行われたことがあったそうだ。
しかし、当時は道路状況も現在と比べるとお粗末極まりなく、
比較的集落に近いところの、リュウキュウマツに限って伐採し、
人手で運び出していたらしい。
この濁った海が、道路開削工事のためだけなのか、
それともチップ材の伐採が関係していたのか、今となっては不明だ。
しかし、当時に比べるととんでもなく効率的に伐採できる今、
加計呂麻島周辺の海がみんなこんな風になってしまわないとは、
誰も言えないだろう。
こんな加計呂麻島の海は見たくない。