前回上棟の日に雨が降り木材が濡れてしまった相談事例を紹介しました。
今日は関連する、基礎やコンクリートの話です。
木材は出来るだけ濡れないほうが良いと書きましたが、基礎は逆です。逆と書くと誤解されそうですが、濡れていたほうが、良い時期があります。
それは、基礎の養生期間。養生とは、コンクリートを打設してから設計されている強度まで、だんだん固り強くなっていく期間です。
この時期は急激に乾燥してしまうと、科学反応がうまく出来ず、予定していた強度が出なくなります。
ですから、夏場など基礎に水をかけて、急激な乾燥を防ぎます。
住宅会社に勤務していたころ、雨が降って基礎の中に水が貯まりお客様から苦情を頂いた事があります。初めての事ですから、しかたありませんね。
特にこれからの梅雨の時期は心配かもしれませんが、実は基礎に水が貯まっている状態は養生期間として、最高の状態なのです。
コンクリートは乾燥して固るイメージがあると思いますが、あくまでも、科学反応ですので、水に濡れても大丈夫!なのです。
でも、これはコンクリートを流し込んでいる時は別です。コンクリートはセメントや砂利、水の量がそれぞれ強度により微妙に調整されており、大雨の時や故意に水を入れて施工する事は良くありません。
ご注意を!