槍ました❗~槍ヶ岳初登頂記~ | 東海進学アカデミーのブログ

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先の8/25.26ついに❗槍ました❗
燕岳から眺めること二年
念願の槍ヶ岳登頂に成功しました🎵

朝6:30ごろ上高地発 のんびりと風景を楽しみながら

樹間からの朝日


すぐ近くで写真を
撮らせてくれるおサルさん

これだけでも来て良かったなー
っていう穏やかな山行でしたー
の❗はずなのに❗❗

運命は途中で急転します
水俣乗越というところで 先に休憩していた
お兄さんに話しかけられます
曰く


このまま普通のルート行っても あんまり良い眺望は得られませんよ
この沢沿いのルートを登ってくと
絶景の尾根道に出られます…


このささやきにに魅せられたところからすべては変わってしまいました

急登をひーひー言いながら尾根道に出ると
確かにそこには開けた眺望が❗テンションもだだ上がり

でしたが

そのあとは岩場 梯子が連続するハードな状況
道 といえる道がない箇所もあり


ルートファインディングに長けたそのお兄さんがいなければ
ヤバいことになっていたのは間違いありません


だだ 途中から槍ヶ岳が姿を現し
再びテンションを持ち直します


何より我々二人以外、誰も通らず
「秘密ルートを独占してる❤」感がモチベを支えてくれました

かなりクタクタ状態で槍ヶ岳山荘についたのは
18:00ちょい過ぎ
計11:30程度の山行でした
同行してくれたお兄さんは
殺生ヒュッテまで下ってテントを張る、とのことだったので
ここでお別れ
※槍ヶ岳のテン場はこの時間だともういっぱいだったのです
 日曜なのに…いや日曜だからか?

標準タイムが十時間程度と聞きますから
かなりのタイムオーバー
しかも到着時にはガスってて夕景も望むべくもありません
ちょっと落ち込みながらも
まあ絶景ドキドキルートを味わえたから
いいや、と自分を慰めながら宿泊手続きを済ませます

その後食堂で一緒になった人たちと
どのルートで来てるのーっていうお約束パターンに
自分の来たルートを話すと
回りが “ざわ” 状態に
「え、要は北鎌ルートだよね、それ⁉」
一人が口火を切ると
「初めての槍、北鎌で来ちゃったの?」
「ルートの下調べもロクにしないで?」
「ヘルメットとか装備なしで?」

けっこー騒然とした感じになり
自分がしたことがなかなかヤバいことだったと分かり始めます

※帰宅後
「槍ヶ岳 北鎌ルート」で検索してみると
どのサイトでも
・難易度、危険度=MAX
・ルートファインディング、ボルタリングなどの技術が必須
・それ相応の覚悟無しに行っては行けない
と言った「オレ(=素人、ピクニックの延長登山家)は禁止」的な情報しか載っていません


確かに
途中夢に見そうなくらいコワイとこの連続だったもんなぁ

翌日山頂から見た北鎌尾根ルート
見事な尾根道ですが 両側延々崖やなぁ…

ただ反面、
「そんなスゴいルートを?まさかアタシが⁉やだ、ウソ❗」
的な喜びを感じていたのも事実
その喜びは家に帰ってからもふつふつと大きくなっています

色んな物が入り交じった興奮で
消灯時間を過ぎた21:00でもまだ眠れませんでしたが
やはりいつの間にか眠りに落ちます

3:30に起床 外に出ると
昨夜のガスガスがウソのように満天の星空❗
やはり平地での星空とは全然訳が違う‼

とは言え私のスマホカメラでは月が限界
やはり良いカメラが欲しいー



5:00ごろ 雲海の彼方が色づき始めます

そしいよいよ槍ヶ岳の本丸(天守閣❓)=大槍へのアタック開始。
昨日のハードルートのお陰か
ハシゴ 鎖の連続も大して怖く感じません

そして❗

登頂と同期するように雲海の彼方からご来光(涙)

イモトさんの名言
「チキショー 下山したら途中の地獄忘れてこの充実感だけが甦っちまうんだよなー」が頭をかすめます

そーなんですよねー
今回は特にそれを痛感します(笑)


槍ヶ岳と私(笑)


下山中、殺生ヒュッテ辺りから
本当に見事な青天だったのが分かります
この青を槍ブルーと命名しました(笑)


下山は山荘で知り合った方と一緒に
道連れがいるので良いペースで進みます

7:30に山荘を出て
上高地着が14:30
計7:00で登りとの差に唖然とします

ただ 今回は下りの途中で
久々の膝痛に襲われました
日々のトレーニングをサボっていた状態で臨んだからか
フォームがマズかったか

反省点も多い山行でしたが
それを上回る充実感

何より夏の山行では 天候に恵まれた事が無かったし
GW以降悪天ばかりだったので
漸く連敗を止められた喜びも大きかったです

あぁ またやめられなくなってしまった…