高校~大学時代 憧れだった人
学部毎に 分野毎に定められた方法論に則った発想 手法しか許されない
そんな学問のあり方に不自由さを感じるなか
私の目には超人のように映った
日本の社会 文化を語る際
日本はかつて○○だった
本来 日本というのは△◻だった
という論の基底にある「かつての日本」「本来の日本」というのは
大体 戦後~高度経済成長期
遡っても室町くらいまで しかも概ね理想化された姿である場合が多い
それを 千年以上のスパンで発想して見せる姿にも憧れた
現代文明の行き詰まり ということが言われて久しいが
根本的な解決は見いだされぬまま 事態は悪化の一途を辿っているようにも見える
梅原先生の言われたように
小手先の技術的進歩で 何とか凌いでいける段階はもう終わり
文明のあり方事態を変革していかなければならないのではないか
そんなことを漠然と考えながらも
文明の恩恵を享受する生き方をだらだらと続けている…
とにかくも 私の青春のヒトコマを彩ってくださった方とのお別れ
心よりご冥福申しあげます
そして私自身も 次の段階を探していきます
ありがとうございました