はじめまして。
中学生の国語担当をさせていただいております、つじと申します。一部小学生や、英語・社会も担当した経験があります。よろしくお願いします。
突然ですが、コーヒーはお好きですか?
1日の始まりに、ティータイムの時間に、
生徒世代の皆さんはテスト期間の徹夜の前に(笑)
親さん世代の皆さまは飲み会後の酔い覚ましに(笑)
いろんな場面でさまざまなコーヒー体験に出会えるかと思います。
ところで、そんなコーヒーについてですが、
インスタ映えすると流行りのカフェや、風情を感じる昔ながらの喫茶店へ行くと数多くのコーヒー豆の名称が並んでおり、訳がわからんという方も多いのではないでしょうか。
ここで、コーヒー豆について少し掘り下げてみましょう。
コーヒー豆は大きく2つの種類に分けられます。1つがアラビカ種、もう1つがロブスタ種です。
いや何が違うねんと。いやいや大きく違いますよ。
まずアラビカ種。これはコーヒー豆の中でも標高が高い場所で生産されたため、鮮度が良いものを指します。鮮度が良い以上高級品で、カフェや喫茶店の手の込んだコーヒーはよほどアラビカ種が使われています。
次にロブスタ種。これはアラビカ種よりも標高が低い場所で生産されたため、鮮度がアラビカ種より劣るものを指します。主にインスタントコーヒーや缶コーヒーで使われています。
みなさんが普段飲んでいるコーヒーはどちらでしょうか?主に缶コーヒーはロブスタ種だと言いましたが、最近では缶コーヒーでもアラビカ種を使っているものが出てきています。コーヒーのパッケージを見て、自分のお気に入りのコーヒーはどちらなのか、確認してみると面白いかもしれません。
ちなみにコーヒーは漢字で珈琲と書きますが、もとからこう書かれていたわけではなく、あとから付けられた当て字です。それぞれ1文字ずつの意味は
珈→かみかざり
琲→玉を連ねた飾り
となっています。「かざり」といった意味があることから、日本人にとってコーヒーは飾りでしかないのかもしれません。
でもそんな飾りでしかないコーヒーでも、掘り下げると種類が多く、多くの人に親しまれていると考えると、我々もまだ知らないことだらけなのかもしれません。
大人になってからでも、このように周囲のことに興味を持ち続けたいものです。この姿勢が生徒やお子様方に伝わり、興味から勉強へ繋がると光栄なのですが…(笑)