人間には２種類の人間がいます
自分の乗っている船が沈む可能性があると考えられる人間と 自分が乗っている船が沈む可能性を想像できない人間
で、その２種類位の人間の違いはどうなるか、というと
前者の行動原理は「どのようにして船を沈ませないか」 であり、
後者の行動原理は「この船の上で、いかに自分の利益・立場を確保していくか」
ということになります
最近、話題になっている
「復興不要論の官僚は、典型的な後者でしょう
彼は間違いなく、自分の乗っている船＝日本という国が破綻する可能性など
微塵も考えていないでしょう
その（根拠のない）安心の上で
省の権益 そして 自らの立場の安泰を願っているのでしょう
国とは何か
領土・主権いろいろありますが
まず第一にそこに暮らす人々であり
その営みであるはずです
それが滅びても構わん
自分の天下りやら 経済指数やら 株価やらが大事…
国が滅びて 天下りも 経済指数も 株価も GDPも 何もない
ということが
想像できないのですね
１００％沈まない船などありません
ましてや官僚とは
日本という超大型船を
いかに安全に航海させるか という仕事のはず
自分の乗っている船を
沈ませないため
今日も戦いたいと思っております