今日(7月8日)の昼休み。

職員室の窓から空を見上げた時に、見つけました。

思わず運動場に出て、撮影。

 

 

空が七色に輝いているの、判りますか?

 

これは虹ではありません。

同じ大気光学現象ですが、「環水平アーク」と言います。

 

上空の雲の中には氷の結晶が含まれています。

ここに、太陽光がある角度で差し込むと、結晶がプリズムの役割を果たし、光が屈折してこのように見えます。

色の並びは、太陽に近い側(上側)から赤となり、順に橙、黄、緑、青、藍、紫といわゆる七彩が現れます。

 

先ほど、太陽光がある角度で差し込む、と言いました。

具体的には、太陽高度が58度以上のときに現れます。

日本で言えば、夏のお昼、太陽が頭上高く昇る頃に見られます。

 

ちなみに、虹の場合は氷の結晶ではなく、「雨粒」が原因となって起きています。

太陽光が空気中の雨粒に屈折して入ります。

入った光が雨粒の中で一回反射し、屈折して出ていく時に現れます。

 

かつては、こうした現象は縁起の良いもの、吉祥の証として捉えられていました。

普段なかなか見ることのできない、天空をキャンバスに描かれた美しい彩に、特別な想いを馳せていたのですね。

こうした現象を見て、「何か良いこと起こると良いな」という気持ちが掻き立てられるのは、今も昔も変わりません。

(尚)