皆さまこんにちは広報・企画担当のまっきーです
2020年もあっという間で、気付けば残りわずかですね。
12月に入ってぐっと寒くなり、朝起きるのも外に出るのも億劫になってきました
でも、そんな寒い冬だからこそおすすめなのが星空観測
冬は晴天の日が多く空気も澄んでいるため、美しい星空を楽しめます
画像提供/神津島観光協会
ご存じの方もいるかと思いますが、
12月1日付で神津島が、沖縄県の西表石垣国立公園に続く日本で2番目の星空保護区に認定されました
星空保護区とはなんぞやという方もいるかと思いますので、簡単にご紹介します
米国アリゾナ州に本部を有するNPO団体である国際ダークスカイ協会(IDA)が認定する、
光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するために優れた取り組みを称える制度「ダークスカイプレイス・プログラム」で、認定地の総称を星空保護区といいます。
カテゴリーは5つ(加えて、新規申請受付を終了したカテゴリーが1つ)にわかれ、今回神津島が認定されたのはダークスカイ・パーク
世界で2020年12月1日現在85か所しかありません。
しかも、神津島は「ダークスカイ・アイランド」の呼称を使用することがIDAに特別に認められました
画像提供/藤井智久
星空保護区に認定されるには、ただ星空がきれいなだけではダメで、
夜空の暗さや屋外照明の形状・色温度、地域住民の理解、夜空を体験できるツアーの実施など、厳しい審査対象をクリアしなければなりません
神津島は今年1月に条例を改定し環境保護に取り組んだり、村全体で約580基もある街灯をすべて取り替えたり、島一丸となって星空保護区認定に向けて取り組んできました
街灯の差は一目瞭然改修前後の比較写真はこちら(PDF)
まさに環境配慮型の新しい街おこしですね
それではここで、神津島のおすすめ星空スポットをご紹介します
①よたね広場
集落から近く、夕食後の散策にオススメ。レジャーシートを敷いて、寝転びながら見るのが最高です
島民星空ガイドによる星空観察会も行っていますお申込みは神津島観光協会まで。
画像提供/藤井智久
②赤崎遊歩道
神津島の中でも特に空が暗く、美しい星空が望めます
うっすら見えるのは飛び込み台で、その下には透明度抜群の海が広がります
画像提供/神津島観光協会
③ありま展望台
ジュリアの十字架と星空の組み合わせが美しいスポット
前浜の海岸沿いを歩いて40分弱なので海を眺めながらのお散歩にもおすすめ。
画像提供/神津島観光協会
④三浦湾展望台
多幸湾方面にある展望台です。真冬には、水平線ギリギリに南天の星「カノープス」が見られることも
画像提供/藤井智久
他にもおすすめスポットがたくさんありますが、今回はこの辺で
冬の東京諸島は西風が強いので、星空観賞の際は暖かい格好でお越しくださいね
それでは皆さま良いお年を。
2021年も添乗員ブログをよろしくお願いします