
僕たんは、若い頃から上司のオジサマに可愛がられる名人でありました。
てか、これから上司との付き合いの心得というか、そういうことを綴って行くのですが、今の時代にそぐわないんじゃないかなぁ。3日くらいこの話の種が頭でグルグルしてますが、毘沙門天さんの差し金か。戦術というか、処世術というか、今どきこんなの流行らないんじゃないかなぁ。
ま、30年以上前、僕たんが新卒だった頃はハウツー本や雑誌の特集で上司とのうまい付き合い方とか、あったのですが。例えば、飲み会でのお酌のマナーとか、上司がたばこを咥えたらライターをさっと出しましょう、自分が吸わなくても、ライターくらい用意しときましょう、とか、上司の趣味を真似しましょう、とか、接待ゴルフや接待麻雀が打てるくらいにしましょう、とか。今なら、何かのハラースメントかもね。
ま、上司に好かれると、仕事がやりやすいのもありますが、飲み屋で奢ってもらったりとか、よくない遊びを教えてもらったりとか、何かと良いのですが。田舎の純朴な青少年がよくない遊びを覚えるのは、大学でよくないパイセンから教わるか、会社で上司に教わるかどっちかです。
どうやったら上司に好かれるか、ハウツー本もありましたが、要は上司の喜びそうなことをやれば良いと。彼を知り己を知らば百戦殆からず、です。けど、男同士だからいいけど、どっちかが女性なら、当時でも大変なこととなったでしょう。
上司に限らず、家庭でも家族の喜ぶことをすれば自分にも返ってきて、良いんじゃないっすかね。
前置きが随分長くなりましたが、本題です。
人間でも、これほど自分に良いように返ってくるのですから、相手が仏さんや神さんなら、かなりの効果が期待できましょう。どう祈ればわからない場合、神さんや仏さんが喜ぶように行動できますように、と祈れば良いと思います。
大切なことをひとつ。
僕たんの上司は、西ドイツにも留学経験があり、そこで仕事もやってた仕事のできる人でした。こういう言い方をするのはなんですが、あまりパッとしない上司に好かれるのもいかがなものかと。変な遊びだけ教えてもらって終わり、なんて落ちになりましょう。
まあ、その上司のオジサマに、何でエコひいきしてくれるのか、さらっと聞いたら、だってかあいいもん、ですって。お前(僕たん)はお子ちゃまだから俺(上司)ごのみの男にしてやる、って。僕たんは小柄だからって、あんたは戦国武将か何かか。結局、一部の人が期待するようなことも起こらず、1年ほどで僕たんも転勤になってそれっきりでしたけど。今考えると、ボーナスもらって背広を買うとき、一緒に行って見立ててもらったら良かったのかなあ。誕生日にネクタイとかプレゼントするとか。
あまり参考にならない話でしたが、ごきげんよう