伊勢志摩では年がら年中しめ縄を玄関に飾る風習があり、いろんな由来が語られています。
高天原を追放されたスサノオが伊勢に来たとき、蘇民将来の家で手厚いもてなしを受け、蘇民将来の子孫は疫病から守る、という神話が発祥とか。

旧約聖書でも、神がユダヤ人を守るために疫病を発生させたとき、ユダヤ人の家を区別するため玄関にヒツジの血を塗らせた、というのも似てなくはありません。ワクチンとかなかった時代、家に閉じ籠るしか対処法はなかったのでしょう。

言外に、家の中は守るが外に出たら知らんぞと。


現代中国の対処法は、中国4000年の歴史の経験から生まれたものでしょう。人類は麺類(By中村敦夫)。
なんか、現代日本でも、とどのつまり、家に閉じ籠るしか対処法はないのかもしれません。