752年、仏教伝来200周年を記念し、東大寺の大仏っつぁんが開眼しました。当時、疫病も流行ってたので、その退散も祈願してたという説もあります。
聖武天皇が大仏っつぁんを建立することで、疫病が退散するわけでもなく、民衆は余計疲弊したという一面もあるでしょう。しかし、全国に国分寺と国分尼寺を建立、都にごっつい大仏っつぁんを建立したことで、日本人にはじめて仏教が根ざしたのではないでしょうか。
その、平等思想、それは縄文以来の国民性でもあったでしょう。また、自利利他、布施....その思想で救われた人もあったでしょう。
光明皇后は施薬院をつくり、また自らも病人の看病をしたそうです。
科学的でない、と切り捨てる前に、出来うることをやる、その精神は見習いたいものです。