外宮さんでさっぱりしたあと、いよいよ内宮さんです。ご祭神は、天照大御神。皇祖神であり、太陽の神さんです。
「古事記」や「日本書紀」を読んだり、太陽を観察したりすると、天照大御神のご神徳がよくわかります。
神話では、天の岩戸に隠れたら、魔がはびこり、悪いことがこり、出てくると地上は再び光にみちて魔が逃げた、と。幽霊だの魔物だのは太陽が苦手でしょう。

また、太陽の光は、地球上の生きとし生けるものすべてを生かし、あまりあるエネルギーです。水と土だけではヒマワリは育ちません。太陽の光があってはじめて成長するのです。

今風に言うなら、パワースポットでエナジーをチャージする、ということでしょう。内宮さんで根源的な元気をいただいて、やる気のある活力のある人生をおくることができるのです。

平清盛、源頼朝、足利義満、織田信長、春日の局、明治天皇 ....伊勢に参拝して歴史を動かした偉人の多いことか!我々も見習いたいものです。