そもそも、神道とは江戸時代、誰が言ったか忘れましたが、日本人の宗教感というか、その目的に、魂を磨く、というのがあります。その手段として、神道でも仏教でも儒教でもかまわない、と。だからこそ、外国人には奇妙に見えるかもしれませんが、神道と仏教と儒教が同居しているのです。そしてもちろん、キリスト教でもイスラム教でもかまわない、ということでもあります。あくまで、宗教とは魂を磨く手段なのですから。そして、日本人にとって、魂を磨く手段はなにも宗教に限ったことではありません。